合宿
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合宿も4日目
丹波先輩と川上先輩の調子はどんどん上がってきてる
私が気にするまでもなかったな
さすがは正捕手サマ。
栄純くんと暁くんは合宿慣れるまでは投球なしだから
フラストレーション溜まってそうだな
練習終わりで監督の部屋で話して
明日からは少しずつ投げられそう
お風呂入ってさっぱりしてから
一也の部屋に伝えに行くことにした
コンコンとノックすると
話す前に勢いよくドアが開いた
「げ、翼」
『びっくりした…すぐに開いたから』
「ちょ、来るなって」
『へ?』
一也から目線を部屋に向けると
そこには栄純くんと暁くんと2、3年の先輩達
「おう、翼じゃねーか!入れ入れ!」
『あ、伊佐敷先輩に結城先輩!』
「こら、」
いつも通いだからいない結城先輩がいる!
なんか新鮮だー
部屋に入ろうとしたら首根っこを掴まれた
「ストップ!
だからお前は入るなって」
『私も結城先輩達と一緒にいたいー!』
「だめだ!帰れ!
ほいほい男の部屋に入るなって…
それに何て格好してんだよ」
『むーっ』
「髪の毛も乾かしてねえお子ちゃまは帰れ!」
一也が持っていたタオルで頭をがしがし拭かれた
確かにTシャツ短パンは先輩達にラフすぎて失礼なのか…
でも…
『もう!みゆきママうるさい!』
「なっ!!」
「ぷっ」
その瞬間部屋は笑いで包まれた
「翼チャン反抗期なんじゃねえの?みゆきママ♡」
一也の手が離れた瞬間
結城先輩の背後に逃げた
『結城先輩…助けて…』
「…」
「あ、おい!」
結城先輩と一也がにらみあう、違うな…みつめあう?
「桜井…」
『は、はい!』
「年頃の女の子なんだからあまり薄着で夜遅くに男のいる部屋に来るのは感心しない
御幸の言いたいことも分かってやれ」
『…はい…』
「だが、俺達の夏も少ないからな桜井といれる時間も貴重だと思う
保護者同伴なら問題ないんじゃないか?みゆきママ」
「うッ…哲さん…」
『ママお願い…!!』
「………はぁ」
一也はため息を吐いてドアを閉めた
「…ちょっとだけだぞ」
『やったー!結城先輩だいすきー!』
結城先輩の肩に抱きつくと
ママは再び怒った
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