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『大丈夫だよ、心配してくれたの?』
〈いやいや、そうではないです〉
〈ぴかっと光ったので心配で、いや見物に〉
〈そうだそうだ、翼様の勇姿を見に参っただけであって…〉
『そっか、ありがとね
でもあの黒い妖を追い払ってくれたのは
私じゃなくてこの人と猫さんだよ』
びくっ!
ひよこのような妖と女の子の話をぼんやり聞いていると
みんなの目線が急にこちらに向いた
〈ややっ!こんなもやしと豆狸が…〉
〈なんと、夢のようじゃ〉
「おい!」
〈誰が豆狸だー!こんなプリティな猫をつかまえて!!〉
〈そんなことより翼様…〉
見事に俺たちをスルーした妖は
翼という女の子の方を向いた
『あ、はい!これだよね?』
〈これじゃこれじゃ!〉
〈我らの家宝の石!〉
〈これで安心して一族のもとへ帰れる〉
〈ありがとうございます!翼様〉
『どういたしまして、これからは気を付けてね』
そしてひよこのような妖たちはお礼をいいながら
風に乗りか消えていった
残ったのは、
気まずい沈黙…
初めてみたおれ以外に妖と話をする女の子
なんて話を切り出そうか考えていると
緊張感の、かけらもないニャンコ先生の声が聞こえた
〈翼といったな
何者だ?〉
『私は…人間です、ただの…』
〈お前からは妖の濃い匂いがする〉
『…』
〈それからその匂いは
おしるこにちがいない!!〉
『へ…?』
「はぁ?」
きょとん…としていると
隣から
くすりと、笑う優しい声が聞こえた
『さすがは猫さん鋭い鼻を持ってるんだね』
「甘い匂いがするからな!」
『正解したご褒美におしるこ食べる??作りすぎちゃって
あの、よかったらご一緒にいかがですか?
お話もしてみたいし…』
突然の誘いにびっくりしたけど
それ以上にびっくりしたのは
おれの口から出た言葉だった
「迷惑じゃなかったら…」
〈決まりだな!行くぞ!翼!夏目!〉
そう言って翼の腕の中にすっぽりとおさまったニャンコ先生が
翼を急かして家路へと向かっていた
あれ、もしかしなくても翼の家に行くのか…?!
_
〈いやいや、そうではないです〉
〈ぴかっと光ったので心配で、いや見物に〉
〈そうだそうだ、翼様の勇姿を見に参っただけであって…〉
『そっか、ありがとね
でもあの黒い妖を追い払ってくれたのは
私じゃなくてこの人と猫さんだよ』
びくっ!
ひよこのような妖と女の子の話をぼんやり聞いていると
みんなの目線が急にこちらに向いた
〈ややっ!こんなもやしと豆狸が…〉
〈なんと、夢のようじゃ〉
「おい!」
〈誰が豆狸だー!こんなプリティな猫をつかまえて!!〉
〈そんなことより翼様…〉
見事に俺たちをスルーした妖は
翼という女の子の方を向いた
『あ、はい!これだよね?』
〈これじゃこれじゃ!〉
〈我らの家宝の石!〉
〈これで安心して一族のもとへ帰れる〉
〈ありがとうございます!翼様〉
『どういたしまして、これからは気を付けてね』
そしてひよこのような妖たちはお礼をいいながら
風に乗りか消えていった
残ったのは、
気まずい沈黙…
初めてみたおれ以外に妖と話をする女の子
なんて話を切り出そうか考えていると
緊張感の、かけらもないニャンコ先生の声が聞こえた
〈翼といったな
何者だ?〉
『私は…人間です、ただの…』
〈お前からは妖の濃い匂いがする〉
『…』
〈それからその匂いは
おしるこにちがいない!!〉
『へ…?』
「はぁ?」
きょとん…としていると
隣から
くすりと、笑う優しい声が聞こえた
『さすがは猫さん鋭い鼻を持ってるんだね』
「甘い匂いがするからな!」
『正解したご褒美におしるこ食べる??作りすぎちゃって
あの、よかったらご一緒にいかがですか?
お話もしてみたいし…』
突然の誘いにびっくりしたけど
それ以上にびっくりしたのは
おれの口から出た言葉だった
「迷惑じゃなかったら…」
〈決まりだな!行くぞ!翼!夏目!〉
そう言って翼の腕の中にすっぽりとおさまったニャンコ先生が
翼を急かして家路へと向かっていた
あれ、もしかしなくても翼の家に行くのか…?!
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