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七辻屋からの帰り道
ニャンコ先生のいつもの散歩コースを通って帰っていると
騒がしい物音が聞こえた
ガサガサガサ
〈これは我の物だ〉
『いい加減にしなさい
この石はあの子達の物よ!』
〈我がもらったのだ、返さぬ〉
『困っているんだから返してあげなさい』
〈うるさい!お前は関係ないだろう〉
『あの子達に頼まれたの、関係あるわ』
〈ッ!黙れ!!〉
草の影から見えたのは黒い大きな妖が
おれと同じくらいの年の女の子に
覆い被さろうとしている所だった
「危ない!!」
そういって妖と女の子の間に入り込むと
二人(?)とも驚いた表情をしていた
その一瞬の隙に
ニャンコ先生が光を放ち、黒い妖を追い払ってくれた
眩しくてびっくりしたのか女の子は顔をふせていた
「(おい、先生!妖じゃないよな?)」
〈(ばかもん!そんなことも分からんのか!ただの小娘だ)〉
その言葉を聞き落ち着いたのと同時に妖と話していたことで緊張感もうまれた
「あの、大丈夫?」
そう言って女の子に向かって手を差し出す
するとさらさらと流れる長い髪の隙間から見えたのは
整った顔立ちの女の子のなんとも言えない表情だった
『は、はい…』
迷いながらも差し出した手に女の子が手を重ねようとしたとき
〈翼様!!〉
〈大丈夫ですか?翼様!〉
〈お怪我はありませんか?〉
そう言って出てきたのは
七辻屋に行くときに話をしていた
ひよこのような妖たちだった
_
ニャンコ先生のいつもの散歩コースを通って帰っていると
騒がしい物音が聞こえた
ガサガサガサ
〈これは我の物だ〉
『いい加減にしなさい
この石はあの子達の物よ!』
〈我がもらったのだ、返さぬ〉
『困っているんだから返してあげなさい』
〈うるさい!お前は関係ないだろう〉
『あの子達に頼まれたの、関係あるわ』
〈ッ!黙れ!!〉
草の影から見えたのは黒い大きな妖が
おれと同じくらいの年の女の子に
覆い被さろうとしている所だった
「危ない!!」
そういって妖と女の子の間に入り込むと
二人(?)とも驚いた表情をしていた
その一瞬の隙に
ニャンコ先生が光を放ち、黒い妖を追い払ってくれた
眩しくてびっくりしたのか女の子は顔をふせていた
「(おい、先生!妖じゃないよな?)」
〈(ばかもん!そんなことも分からんのか!ただの小娘だ)〉
その言葉を聞き落ち着いたのと同時に妖と話していたことで緊張感もうまれた
「あの、大丈夫?」
そう言って女の子に向かって手を差し出す
するとさらさらと流れる長い髪の隙間から見えたのは
整った顔立ちの女の子のなんとも言えない表情だった
『は、はい…』
迷いながらも差し出した手に女の子が手を重ねようとしたとき
〈翼様!!〉
〈大丈夫ですか?翼様!〉
〈お怪我はありませんか?〉
そう言って出てきたのは
七辻屋に行くときに話をしていた
ひよこのような妖たちだった
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