1
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ある日
七辻屋に向かう道中に
小さな妖の話し声が耳に届いてきた
〈大丈夫だろうか…〉
〈翼様ならきっと大丈夫だろう〉
〈信用なるのか?〉
〈あの方は強いゆえ心配いらんだろう〉
そういえば引っ越ししてきてからよく聞く 翼 の名前
強いと言うからには妖怪なのだろうか
「なぁ、ニャンコ先生」
「なんだ?饅頭は譲らないぞ」
「違うって…
翼って知ってる?」
「なんだ?そいつは妖か?」
「いや、知らないんだ
このあたりの小さな妖たちが翼って呼んでるのをよく聞くから誰なのかなって…」
「ふむ…
このあたりの妖にそんな名前のやつはおらんはずだ
まぁ、私が封印されてから出てきたやつならわからんがな
そんなことより饅頭だ!夏目!」
翼の名前が人の名前のようで
おれは気になっていたが
ニャンコ先生に急かされて
考えることをやめて追いかけることに専念した
_
七辻屋に向かう道中に
小さな妖の話し声が耳に届いてきた
〈大丈夫だろうか…〉
〈翼様ならきっと大丈夫だろう〉
〈信用なるのか?〉
〈あの方は強いゆえ心配いらんだろう〉
そういえば引っ越ししてきてからよく聞く 翼 の名前
強いと言うからには妖怪なのだろうか
「なぁ、ニャンコ先生」
「なんだ?饅頭は譲らないぞ」
「違うって…
翼って知ってる?」
「なんだ?そいつは妖か?」
「いや、知らないんだ
このあたりの小さな妖たちが翼って呼んでるのをよく聞くから誰なのかなって…」
「ふむ…
このあたりの妖にそんな名前のやつはおらんはずだ
まぁ、私が封印されてから出てきたやつならわからんがな
そんなことより饅頭だ!夏目!」
翼の名前が人の名前のようで
おれは気になっていたが
ニャンコ先生に急かされて
考えることをやめて追いかけることに専念した
_