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小さい頃から時々変なものを見た
他の人には見えないらしい
それらはおそらく
「妖怪」と呼ばれるものの類
藤原夫妻のもとへ引き取られてからも
それらが見えることに変わりはなかった
この町にも、山にもたくさん存在している
こそこそと隠れるやつ
見えることに腹を立てて追いかけてくるやつ
面白がっていたずらをしてくるやつ
ただぼーっとしてるやつ
話し声も聞こえてくることが多い
「人間の子がこんなところで寝ているぞ」
「斑様を最近見かけなくなったな」
「明日は八ッ原にて宴があるぞ」
「困ったな…翼様に相談しにいこう」
「人の子か、喰ってやる」
そんな声にも辟易していた頃
ひとつの出会いがあった
妖怪に追いかけられて
偶然破ってしまった結界の中にいた
自称高貴な妖怪
見た目はぽっちゃりまねきねこの
ニャンコ先生だ
夏目レイコ……おれの祖母を知っていて
友人帳の名前を返す間の用心棒をすることになった
_
他の人には見えないらしい
それらはおそらく
「妖怪」と呼ばれるものの類
藤原夫妻のもとへ引き取られてからも
それらが見えることに変わりはなかった
この町にも、山にもたくさん存在している
こそこそと隠れるやつ
見えることに腹を立てて追いかけてくるやつ
面白がっていたずらをしてくるやつ
ただぼーっとしてるやつ
話し声も聞こえてくることが多い
「人間の子がこんなところで寝ているぞ」
「斑様を最近見かけなくなったな」
「明日は八ッ原にて宴があるぞ」
「困ったな…翼様に相談しにいこう」
「人の子か、喰ってやる」
そんな声にも辟易していた頃
ひとつの出会いがあった
妖怪に追いかけられて
偶然破ってしまった結界の中にいた
自称高貴な妖怪
見た目はぽっちゃりまねきねこの
ニャンコ先生だ
夏目レイコ……おれの祖母を知っていて
友人帳の名前を返す間の用心棒をすることになった
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