太四老編
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30【ゲーム】
「最後の“五曜門”を抜けてからずっと一本道…
ここが本当に先代“紅の王”のいる陰陽殿なのかしら…」
「ほたる どうなんだよ
お前の故郷だろうが」
「うん でもこのへんあんまり好きじゃなかったから
こなかったしよく知らない
でも一つだけたしかなのは…
ずっと…まっすぐたと思う」
「こんなことなら辰伶の後についていくんだったぜ…」
「…あ もう一つ思い出した
たしか…
ここはまだ陰陽殿じゃない
陰陽殿はこの廊下の先にあるはず…
…でもこの廊下の先は四つの道に別れていて
つながっているのは一つだけーー…」
「ひ…一つだけで!?
それはどれなんだ!?」
「…」
「…忘れたのか!?
忘れたんだな!?」
「…」
「この方向オンチが!!」
「…だっていつも翼か他の人が一緒にいて
教えてくれたし…」
「ほたる!!あなたはいつもそうやって
他人をたよりに生きているからダメなんですよ!!」
「翼!?お前なら分かるのか!?」
『ごめんボンちゃん…私覚えてない…』
「お前は…しょうがねぇ…」
「あっ!!」
「思い出したか!?」
「人が…落ちてきた」
「…ほたる
たのむからつくならもう少しまともなウソを…」
「きゃあああ!!梵天丸さん!!
上から人が落ちてきてる!!」
なんとかボンちゃんが受け止めてくれた
落ちてきたのは阿国さんだった
「狂さんの軀が壬生一族の手におちてしまいました…
そ…そして…織田信長の真の復活にむけて
十二神将も動き始めています」
『狂の軀が…』
「…おそらく壬生一族は…
狂さんの軀に信長の邪魂を宿らせ
復活させようとしているの…
史上最凶最悪の魔王として…!!
それが成功したら…
狂さんは永遠に自分の軀に戻れなくなるわーー!!」
ことは一刻を争う事態かもしれない…
先を急ぐ私達の前に現れたのは
壬生の特務部隊“神影使徒”隊
ただでさえ広い廊下を埋め尽くさんとする数に四聖天は笑って見せた
「さあて…どうするか?」
「時間ないし…いつものアレやる?」
「久々に四人揃ったんだし…
準備運動にはちょうどいいかもね」
「そうですね…では四年ぶりにお見せしましょうか」
「四聖天の…闘い方ってヤツをー!!」
「いい…?いつも通りビリの奴は三人の言うことをなんでも聞くこと」
「面白ェ…」
「何でも…か やだな」
「ま 私は勝ちますんで関係ありません」
「一位のご褒美も、いつも通りよ!
…では よーいどんっ!!」
四聖天のみんなが闘いにいってしまった
みんなの実力は分かっているけど
少しそわそわしてしまう…
「翼、お前も座ってろ
ご褒美なんだからな」
『ご褒美?』
「こ…この非常時にあの四人は何の話をしているの!?」
「…楽しんでんだよ
あいつらの好きなゲームだ
斃した人数を競って
一番少なかった奴が全員の言うことを聞く…
一番多かった奴が翼からご褒美をもらう…
単純なゲームさ」
『え、私?ご褒美ってなに??』
「さあな」
聞き捨てならない言葉が聞こえたけど
みんなの方を眺めると
いきいきしている
久々に揃ったと感じさせないほど息もぴったり
なんだか楽しそう
その姿を見てるだけで嬉しくなった
そして四人は合体融合技“四聖死天翔”を使い
廊下ごと敵を跡形もなく吹き飛ばした
そしてゲームの結果…
最下位はアキラで罰ゲームを受けた
私的には可愛いと思うんだけど…
そして一位だった灯ちゃんには
私からほっぺにちゅーをした…
「灯ちゃん…ずるい…」
「お前は狂一筋じゃねえのかよ」
「翼は別よ♡」
パワーアップや体力回復には
灯ちゃんに斃した人数をあげなきゃいけないらしい
灯ちゃん最強説…
_
「最後の“五曜門”を抜けてからずっと一本道…
ここが本当に先代“紅の王”のいる陰陽殿なのかしら…」
「ほたる どうなんだよ
お前の故郷だろうが」
「うん でもこのへんあんまり好きじゃなかったから
こなかったしよく知らない
でも一つだけたしかなのは…
ずっと…まっすぐたと思う」
「こんなことなら辰伶の後についていくんだったぜ…」
「…あ もう一つ思い出した
たしか…
ここはまだ陰陽殿じゃない
陰陽殿はこの廊下の先にあるはず…
…でもこの廊下の先は四つの道に別れていて
つながっているのは一つだけーー…」
「ひ…一つだけで!?
それはどれなんだ!?」
「…」
「…忘れたのか!?
忘れたんだな!?」
「…」
「この方向オンチが!!」
「…だっていつも翼か他の人が一緒にいて
教えてくれたし…」
「ほたる!!あなたはいつもそうやって
他人をたよりに生きているからダメなんですよ!!」
「翼!?お前なら分かるのか!?」
『ごめんボンちゃん…私覚えてない…』
「お前は…しょうがねぇ…」
「あっ!!」
「思い出したか!?」
「人が…落ちてきた」
「…ほたる
たのむからつくならもう少しまともなウソを…」
「きゃあああ!!梵天丸さん!!
上から人が落ちてきてる!!」
なんとかボンちゃんが受け止めてくれた
落ちてきたのは阿国さんだった
「狂さんの軀が壬生一族の手におちてしまいました…
そ…そして…織田信長の真の復活にむけて
十二神将も動き始めています」
『狂の軀が…』
「…おそらく壬生一族は…
狂さんの軀に信長の邪魂を宿らせ
復活させようとしているの…
史上最凶最悪の魔王として…!!
それが成功したら…
狂さんは永遠に自分の軀に戻れなくなるわーー!!」
ことは一刻を争う事態かもしれない…
先を急ぐ私達の前に現れたのは
壬生の特務部隊“神影使徒”隊
ただでさえ広い廊下を埋め尽くさんとする数に四聖天は笑って見せた
「さあて…どうするか?」
「時間ないし…いつものアレやる?」
「久々に四人揃ったんだし…
準備運動にはちょうどいいかもね」
「そうですね…では四年ぶりにお見せしましょうか」
「四聖天の…闘い方ってヤツをー!!」
「いい…?いつも通りビリの奴は三人の言うことをなんでも聞くこと」
「面白ェ…」
「何でも…か やだな」
「ま 私は勝ちますんで関係ありません」
「一位のご褒美も、いつも通りよ!
…では よーいどんっ!!」
四聖天のみんなが闘いにいってしまった
みんなの実力は分かっているけど
少しそわそわしてしまう…
「翼、お前も座ってろ
ご褒美なんだからな」
『ご褒美?』
「こ…この非常時にあの四人は何の話をしているの!?」
「…楽しんでんだよ
あいつらの好きなゲームだ
斃した人数を競って
一番少なかった奴が全員の言うことを聞く…
一番多かった奴が翼からご褒美をもらう…
単純なゲームさ」
『え、私?ご褒美ってなに??』
「さあな」
聞き捨てならない言葉が聞こえたけど
みんなの方を眺めると
いきいきしている
久々に揃ったと感じさせないほど息もぴったり
なんだか楽しそう
その姿を見てるだけで嬉しくなった
そして四人は合体融合技“四聖死天翔”を使い
廊下ごと敵を跡形もなく吹き飛ばした
そしてゲームの結果…
最下位はアキラで罰ゲームを受けた
私的には可愛いと思うんだけど…
そして一位だった灯ちゃんには
私からほっぺにちゅーをした…
「灯ちゃん…ずるい…」
「お前は狂一筋じゃねえのかよ」
「翼は別よ♡」
パワーアップや体力回復には
灯ちゃんに斃した人数をあげなきゃいけないらしい
灯ちゃん最強説…
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