五曜星編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
27【最後の一人】
みんな満身創痍で私とゆやさんの応急手当てだけではこの先不安だ…
すると四聖天トリオが騒ぎ始めた
「四人目だ
四聖天の最後の一人…
あいつの話をしてやがんのさ…」
「な…なんで!?」
「あいつは高い治癒能力をもってやがるからな」
私は最後の一人の四聖天について覚えていない
会ったら思い出すだろうか…
シャン
シャン
すると錫杖の音がする
「きやがったのさ“最悪”が…
そう、四聖天最後の一人がな…」
そして四人目の四聖天は姿を現した
「狂…やっと逢えたわね」
「久しぶりじゃねえか…“灯”…」
桃色の髪の毛でスラッとしたおしとやかな美人さん
他の四聖天とは違う雰囲気で戦う姿が想像できない
再会を喜ぶかと思いきや他の四聖天はあたふたしてる…
すると優しい顔から一変
ドスのきいた声でボンちゃんを殴り飛ばした…
(・н・;)
あれ?
そして反論するアキラ、ほたる、ボンちゃんの秘密をばらし
文句を言うなら治療しないと
高笑いしている
前言撤回。
桃色の髪の毛でスラッとしたたくましい女王様
笑い終わった女王様…もとい灯さんと目があった
「あら、翼じゃない!!
久しぶり!!」
そういって灯さんは私に激突し抱き締めた
力、強い…苦しい…
「灯…翼が死ぬぞ
それに、記憶喪失で灯のことは覚えてねえ」
「えっ!?記憶喪失…どうして…」
狂の言葉に勢いよく離してくれた
死ぬかと思った…
まだドキドキしてる
「なんかヤなコトあったみたい」
「ほたるらしいざっくりした説明ですね」
『あの、ごめんなさい…
灯さん…』
そっと灯さんの方を向くと
にっこり笑って私に手を伸ばしてきた
むぎゅっ
『!! いたたたた…』
ほっぺたをつままれた
離すどころかもう一方もつままれた
「灯ちゃん」
『へ?』
「灯ちゃん、でしょ?」
『灯ひゃん…』
「それでいいのよ」
満足したようで手を離してくれた
ほっぺたが熱い…
その余韻に浸る間もなく
再び抱き締められた
『わ!』
「何があったか知らないけど
あんたは溜め込みすぎなのよ…
たまには吐き出しちゃいなさい」
『灯…ちゃん…』
優しく頭を撫でてくれる手…
きっとすぐに思い出せるだろう
『ありがとう…』
「いいのよ…
それに……」
『?』
「羨ましいでしょあんたたち!」
「灯ちゃん、ずるい…オレも抱きたい」
「ななななにを言ってるんですかあなたは
ほたるも真っ昼間から!!」
「昼じゃだめなの?」
「アキラくんったらなんの想像してるのかしら?
むっつり」
「むっつり」
「!!!あなたたち…」
なんだか喧嘩が始まっちゃった
でも楽しそうでよかった
▽
灯ちゃんがみんなのコトを治療してくれたり
狂の顔に一発いれたら結婚…発言にゆやさんが怒ったり
灯ちゃんが実は“御手洗灯吉郎”っていう漢だったり!と
なんとも賑やかで
みんなの気持ちもあがってきたみたい
ボーッとしていると武器の手入れをするトラさんが尋ねてきた
「なあ、翼はんも灯はんに秘密握られてるん?」
『私ですか?過去の私の秘密…』
「そういえば灯ちゃんって翼にも秘密きかないよね」
「ああ、なんか当たり前みたいになってたな…」
「確かなにか言ってましたね…」
「秘密?翼はいいのよー」
『どうしてですか?』
「翼の秘密なら知ってるし
なにより
翼のハジメテ
いただいちゃったしねー♡」
「「!!」」
「灯さん…やっぱり漢なのね…」
「そんな、、翼はん…」
『ハジメテ?』
「そうよー♡」
「むっ…それはオレも覚えてる…」
「あれは…忘れられませんね」
『何があったの?』
「そう、あれは灯が仲間になって打ち解けてきた頃だったな…」
▽
珍しく旅籠に泊まって
翼と灯以外で風呂を浴びて
部屋に帰ると中から灯と翼の声がしたため
一同はピタリと止まった
『灯ちゃん、こわい…』
「大丈夫よ…全部私に任せなさい」
『痛くしないでね』
「最初は痛いものよ、入っちゃえば大丈夫よ」
『うん、頑張る…』
「じゃいくわよ」
『やっぱ心の準備…』
「もう待てないわよ!!」
『いっ……』
アキラは赤面して
梵天丸はにやついて
ほたるは真顔で
狂はすぐにふすまに手をかけ勢いよく開いた
「おい、狂…!!」
「あ、あれ…?」
『みんなしてどうしたの?変な顔してる…』
ふすまの奥では灯が翼の耳にピアスをあけていた
「みんなそろって何の想像してたのかしらー?」
「何ってなぁ…」
「何してるの?」
『灯ちゃんが仲良くなった記念に
ピアスをプレゼントしてくれたの
初めてだからちょっと怖くて…』
「ちっ」
『え、狂何の舌打ちなの?』
「灯ちゃんずるい
オレも翼にピアスあけたい」
『一個で十分!もういいよー痛いもん』
「翼のハジメテはもらっちゃったわよ」
「むー…」
「ったく紛らわしいんだよ!
おい、アキラ…まだ固まってんな」
「………」
▽
「ってなことがあってな…」
「ま、紛らわしい言い方…」
「間違ってはないものー」
『あ、このピアス灯ちゃんがくれたんだね
記憶なくしてからもずっと一緒だったんだよ
ありがとね!』
「…やっぱずるい…
これあげるから翼の耳貸して…」
『えっ!?そんなおっきいのやだよ
入らないもん、絶対痛いもん』
「…翼…言葉のチョイスに気を付けてください…」
「まったく、アキラはまだまだ思春期真っ盛りなんだからー」
『灯ちゃん、私の秘密って…?』
「それは…ナイショ」
私のピアスにはそんな記憶があったなんて思いもしなかった…
灯ちゃんは話す気はなさそうだけど、
いつか私の秘密を…聞けたらいいな
_
みんな満身創痍で私とゆやさんの応急手当てだけではこの先不安だ…
すると四聖天トリオが騒ぎ始めた
「四人目だ
四聖天の最後の一人…
あいつの話をしてやがんのさ…」
「な…なんで!?」
「あいつは高い治癒能力をもってやがるからな」
私は最後の一人の四聖天について覚えていない
会ったら思い出すだろうか…
シャン
シャン
すると錫杖の音がする
「きやがったのさ“最悪”が…
そう、四聖天最後の一人がな…」
そして四人目の四聖天は姿を現した
「狂…やっと逢えたわね」
「久しぶりじゃねえか…“灯”…」
桃色の髪の毛でスラッとしたおしとやかな美人さん
他の四聖天とは違う雰囲気で戦う姿が想像できない
再会を喜ぶかと思いきや他の四聖天はあたふたしてる…
すると優しい顔から一変
ドスのきいた声でボンちゃんを殴り飛ばした…
(・н・;)
あれ?
そして反論するアキラ、ほたる、ボンちゃんの秘密をばらし
文句を言うなら治療しないと
高笑いしている
前言撤回。
桃色の髪の毛でスラッとしたたくましい女王様
笑い終わった女王様…もとい灯さんと目があった
「あら、翼じゃない!!
久しぶり!!」
そういって灯さんは私に激突し抱き締めた
力、強い…苦しい…
「灯…翼が死ぬぞ
それに、記憶喪失で灯のことは覚えてねえ」
「えっ!?記憶喪失…どうして…」
狂の言葉に勢いよく離してくれた
死ぬかと思った…
まだドキドキしてる
「なんかヤなコトあったみたい」
「ほたるらしいざっくりした説明ですね」
『あの、ごめんなさい…
灯さん…』
そっと灯さんの方を向くと
にっこり笑って私に手を伸ばしてきた
むぎゅっ
『!! いたたたた…』
ほっぺたをつままれた
離すどころかもう一方もつままれた
「灯ちゃん」
『へ?』
「灯ちゃん、でしょ?」
『灯ひゃん…』
「それでいいのよ」
満足したようで手を離してくれた
ほっぺたが熱い…
その余韻に浸る間もなく
再び抱き締められた
『わ!』
「何があったか知らないけど
あんたは溜め込みすぎなのよ…
たまには吐き出しちゃいなさい」
『灯…ちゃん…』
優しく頭を撫でてくれる手…
きっとすぐに思い出せるだろう
『ありがとう…』
「いいのよ…
それに……」
『?』
「羨ましいでしょあんたたち!」
「灯ちゃん、ずるい…オレも抱きたい」
「ななななにを言ってるんですかあなたは
ほたるも真っ昼間から!!」
「昼じゃだめなの?」
「アキラくんったらなんの想像してるのかしら?
むっつり」
「むっつり」
「!!!あなたたち…」
なんだか喧嘩が始まっちゃった
でも楽しそうでよかった
▽
灯ちゃんがみんなのコトを治療してくれたり
狂の顔に一発いれたら結婚…発言にゆやさんが怒ったり
灯ちゃんが実は“御手洗灯吉郎”っていう漢だったり!と
なんとも賑やかで
みんなの気持ちもあがってきたみたい
ボーッとしていると武器の手入れをするトラさんが尋ねてきた
「なあ、翼はんも灯はんに秘密握られてるん?」
『私ですか?過去の私の秘密…』
「そういえば灯ちゃんって翼にも秘密きかないよね」
「ああ、なんか当たり前みたいになってたな…」
「確かなにか言ってましたね…」
「秘密?翼はいいのよー」
『どうしてですか?』
「翼の秘密なら知ってるし
なにより
翼のハジメテ
いただいちゃったしねー♡」
「「!!」」
「灯さん…やっぱり漢なのね…」
「そんな、、翼はん…」
『ハジメテ?』
「そうよー♡」
「むっ…それはオレも覚えてる…」
「あれは…忘れられませんね」
『何があったの?』
「そう、あれは灯が仲間になって打ち解けてきた頃だったな…」
▽
珍しく旅籠に泊まって
翼と灯以外で風呂を浴びて
部屋に帰ると中から灯と翼の声がしたため
一同はピタリと止まった
『灯ちゃん、こわい…』
「大丈夫よ…全部私に任せなさい」
『痛くしないでね』
「最初は痛いものよ、入っちゃえば大丈夫よ」
『うん、頑張る…』
「じゃいくわよ」
『やっぱ心の準備…』
「もう待てないわよ!!」
『いっ……』
アキラは赤面して
梵天丸はにやついて
ほたるは真顔で
狂はすぐにふすまに手をかけ勢いよく開いた
「おい、狂…!!」
「あ、あれ…?」
『みんなしてどうしたの?変な顔してる…』
ふすまの奥では灯が翼の耳にピアスをあけていた
「みんなそろって何の想像してたのかしらー?」
「何ってなぁ…」
「何してるの?」
『灯ちゃんが仲良くなった記念に
ピアスをプレゼントしてくれたの
初めてだからちょっと怖くて…』
「ちっ」
『え、狂何の舌打ちなの?』
「灯ちゃんずるい
オレも翼にピアスあけたい」
『一個で十分!もういいよー痛いもん』
「翼のハジメテはもらっちゃったわよ」
「むー…」
「ったく紛らわしいんだよ!
おい、アキラ…まだ固まってんな」
「………」
▽
「ってなことがあってな…」
「ま、紛らわしい言い方…」
「間違ってはないものー」
『あ、このピアス灯ちゃんがくれたんだね
記憶なくしてからもずっと一緒だったんだよ
ありがとね!』
「…やっぱずるい…
これあげるから翼の耳貸して…」
『えっ!?そんなおっきいのやだよ
入らないもん、絶対痛いもん』
「…翼…言葉のチョイスに気を付けてください…」
「まったく、アキラはまだまだ思春期真っ盛りなんだからー」
『灯ちゃん、私の秘密って…?』
「それは…ナイショ」
私のピアスにはそんな記憶があったなんて思いもしなかった…
灯ちゃんは話す気はなさそうだけど、
いつか私の秘密を…聞けたらいいな
_