五曜星編
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21【おかえり】
これからの戦いに向けて狂の側に近付いた
『キズみせて?治療してみる…』
「あぁ…」
そういって狂は座った
横に座って血を拭って止血し
ケガしてる場所に手をかざし気をこめた
私の風の能力を使って癒しの風をおくり
小さなキズには薬を塗る
キズが多くて処置しきれない…
その間にも四聖天の3人はプチ喧嘩を始めてる
ふふっ…
なんだか昔に戻ったみたい
「梵天丸さん、四聖天の四人目ってどんな人なんですか?」
ゆやさんの質問にみんな固まり
「最悪」と口を揃えていた
「おい…翼はあいつのことを覚えているのか?」
狂に尋ねられて考えてみるけど…
『ううん…
狂たちのことはだいぶ思い出したけど
あとの一人はもやがかかったみたいに思い出せないの…』
「覚えてねえのか…
あいつはきっと怒るだろうな」
そういって笑う狂を見て
なんだか寒気がした…気がする
「もういい…世話かけたな」
『え?でもまだ全然…』
「先を急ぐ…そろそろ行くぜ」
みんなが立ち上がるなか
私だけ立ち上がれずにいた
『ごめんなさい…
後からすぐに追いつくから…
少しだけ…』
口ごもっていると狂は
「後から必ず来い」
と告げて先へ進んだ
『ゆやさん、ごめんなさい』
「いいのよ、ほたるさんのケガをみてあげたいんでしょ」
『ありがとう…すぐに追いつくね!』
ほたるは朱雀をもう使わないように狂に忠告し
私たちは第1の門を開けて進むみんなを見送った
私はほたるの手当てを始めた
『無茶…あんまりしないでね』
「翼に言われたくないけど…気をつける」
少しムスッとしたほたるがなんだか可愛くてつい笑ってしまう
あぁ、思い出の中と同じで
この人の隣は温かくて落ち着く
「翼…おかえり」
『ただいま!ほたる』
「翼 の隣はやっぱ落ち着く…
今度どっか行くときはちゃんと言ってね」
『うん…ほたるもね?』
大きなキズの応急手当が終わると私はそっと手を離した
「…行くの?」
『うん…
ゆやさんの時間もあまりないし
みんなのためになれるように頑張って追いつかなきゃ!』
立ち上がり大きな第1の門を見ていると
急に腕を引っ張られ
気付けばほたるの腕の中にいた
『っ!!』
「最後に充電しとく…」
ビックリしたのと恥ずかしさで固まっていると
ほたるが顔をのぞきこんでクスッと笑った
『(笑った…ほたる…可愛い…)』
ちゅ
『!!//////』
勢いよく離れると彼は
「続きはまた会ったときね」
そう言って笑った
これは完全にほたるのペース
かなわないなぁ…
『先行って、待ってるね…ほたる』
後ろ髪を引かれながら私は先へ進んだ
その頃狂一行は
アキラと歳子・歳世の激戦に終止符がうたれていた
決して軽くはないキズと
アキラの中に“まよい”を残して
_
これからの戦いに向けて狂の側に近付いた
『キズみせて?治療してみる…』
「あぁ…」
そういって狂は座った
横に座って血を拭って止血し
ケガしてる場所に手をかざし気をこめた
私の風の能力を使って癒しの風をおくり
小さなキズには薬を塗る
キズが多くて処置しきれない…
その間にも四聖天の3人はプチ喧嘩を始めてる
ふふっ…
なんだか昔に戻ったみたい
「梵天丸さん、四聖天の四人目ってどんな人なんですか?」
ゆやさんの質問にみんな固まり
「最悪」と口を揃えていた
「おい…翼はあいつのことを覚えているのか?」
狂に尋ねられて考えてみるけど…
『ううん…
狂たちのことはだいぶ思い出したけど
あとの一人はもやがかかったみたいに思い出せないの…』
「覚えてねえのか…
あいつはきっと怒るだろうな」
そういって笑う狂を見て
なんだか寒気がした…気がする
「もういい…世話かけたな」
『え?でもまだ全然…』
「先を急ぐ…そろそろ行くぜ」
みんなが立ち上がるなか
私だけ立ち上がれずにいた
『ごめんなさい…
後からすぐに追いつくから…
少しだけ…』
口ごもっていると狂は
「後から必ず来い」
と告げて先へ進んだ
『ゆやさん、ごめんなさい』
「いいのよ、ほたるさんのケガをみてあげたいんでしょ」
『ありがとう…すぐに追いつくね!』
ほたるは朱雀をもう使わないように狂に忠告し
私たちは第1の門を開けて進むみんなを見送った
私はほたるの手当てを始めた
『無茶…あんまりしないでね』
「翼に言われたくないけど…気をつける」
少しムスッとしたほたるがなんだか可愛くてつい笑ってしまう
あぁ、思い出の中と同じで
この人の隣は温かくて落ち着く
「翼…おかえり」
『ただいま!ほたる』
「翼 の隣はやっぱ落ち着く…
今度どっか行くときはちゃんと言ってね」
『うん…ほたるもね?』
大きなキズの応急手当が終わると私はそっと手を離した
「…行くの?」
『うん…
ゆやさんの時間もあまりないし
みんなのためになれるように頑張って追いつかなきゃ!』
立ち上がり大きな第1の門を見ていると
急に腕を引っ張られ
気付けばほたるの腕の中にいた
『っ!!』
「最後に充電しとく…」
ビックリしたのと恥ずかしさで固まっていると
ほたるが顔をのぞきこんでクスッと笑った
『(笑った…ほたる…可愛い…)』
ちゅ
『!!//////』
勢いよく離れると彼は
「続きはまた会ったときね」
そう言って笑った
これは完全にほたるのペース
かなわないなぁ…
『先行って、待ってるね…ほたる』
後ろ髪を引かれながら私は先へ進んだ
その頃狂一行は
アキラと歳子・歳世の激戦に終止符がうたれていた
決して軽くはないキズと
アキラの中に“まよい”を残して
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