村正編
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13【愛刀】
翼の目が覚めたのは
狂と村正さんが洞窟に入って数日後のことだった
記憶の鍵が開いたという翼…
辛い過去があったようだし
思い出して何か変わってしまうかと思ったけれど
相変わらず翼は翼のままでホッとした…
ただ、目覚めたときに村正さんの姿を探し
すでに伝承しに行ったことを伝えたときの
翼の落胆した表情は正直辛かった…
翼は紅蓮浄土で見せた力を使いこなすことができるように
日々鍛練をこなしていた
『ゆやさん!見てみてー!』
楽しそうな翼の声に
縁側にお茶を置いて翼を見る
「ええぇぇぇぇっ!!」
なんと翼は…飛んでる?!
家の屋根ほどの高さにいた翼は
ふわりと降りてきた
『すごいでしょー!』
「だ、大丈夫なの翼?!」
『うん!これが私の風の能力…
ずっと飛び続けることはできないけど
跳躍とあわせてあんなトコまで跳べちゃった!』
「おぉ、翼!
またそのずりーやつしてんのか!」
『みんなのスピードが速いんだもん』
「そんなずるっこしてるから体力がつかねえんだよ」
『そんなこといってボンちゃん羨ましいんでしょー!』
嬉しそうに話す翼に呆然としていたけど
まだ序の口にすぎない
それから
村正様に頼まれていたものを梵天丸さんが翼に渡した
「受けとれ、翼お前の相棒だ
もう忘れてやるなよ」
記憶をなくす前から使っていたという脇差
愛刀・畢宿
『!!』
刀を受け取った翼はそのまま刀を抱きしめた
『ごめんね、しばらく離れてて
ただいま畢宿…』
そして翼は刀を抜いた
『ありがとうございます村正様…
あの頃と変わらない美しい波紋
またよろしくね…』
普通の刀よりも小さな翼の愛刀
それを自在に扱って見せた
まるで舞っているかのように滑らかで誰しも魅了されてしまうような…
この子もあの戦国の世を戦い抜いた子なんだわ…
_
翼の目が覚めたのは
狂と村正さんが洞窟に入って数日後のことだった
記憶の鍵が開いたという翼…
辛い過去があったようだし
思い出して何か変わってしまうかと思ったけれど
相変わらず翼は翼のままでホッとした…
ただ、目覚めたときに村正さんの姿を探し
すでに伝承しに行ったことを伝えたときの
翼の落胆した表情は正直辛かった…
翼は紅蓮浄土で見せた力を使いこなすことができるように
日々鍛練をこなしていた
『ゆやさん!見てみてー!』
楽しそうな翼の声に
縁側にお茶を置いて翼を見る
「ええぇぇぇぇっ!!」
なんと翼は…飛んでる?!
家の屋根ほどの高さにいた翼は
ふわりと降りてきた
『すごいでしょー!』
「だ、大丈夫なの翼?!」
『うん!これが私の風の能力…
ずっと飛び続けることはできないけど
跳躍とあわせてあんなトコまで跳べちゃった!』
「おぉ、翼!
またそのずりーやつしてんのか!」
『みんなのスピードが速いんだもん』
「そんなずるっこしてるから体力がつかねえんだよ」
『そんなこといってボンちゃん羨ましいんでしょー!』
嬉しそうに話す翼に呆然としていたけど
まだ序の口にすぎない
それから
村正様に頼まれていたものを梵天丸さんが翼に渡した
「受けとれ、翼お前の相棒だ
もう忘れてやるなよ」
記憶をなくす前から使っていたという脇差
愛刀・畢宿
『!!』
刀を受け取った翼はそのまま刀を抱きしめた
『ごめんね、しばらく離れてて
ただいま畢宿…』
そして翼は刀を抜いた
『ありがとうございます村正様…
あの頃と変わらない美しい波紋
またよろしくね…』
普通の刀よりも小さな翼の愛刀
それを自在に扱って見せた
まるで舞っているかのように滑らかで誰しも魅了されてしまうような…
この子もあの戦国の世を戦い抜いた子なんだわ…
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