村正編
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10【村正様】
村正様の家へ向かって歩きながら
村正様の最近の様子を聞こうと梵天丸さんに話しかけてみた
『あの、梵天丸さん…』
「おう翼!昔みてぇにボンちゃんって呼べよ!
お前に他人行儀で呼ばれるとこそばくってかなわねえ」
『えっと…ボ、ボンちゃん……//////』
「なにその初々しい感じ♡翼ちゃんかわいいー♡」
「オイ幸村…セクハラだぞ」
急に後ろから抱き付いてきた幸村さんに
サスケくんは冷めた反応をしていた
すると頭を豪快に撫でられた
「4年前よりも更に可愛くなってるじゃねぇかー!
体つきもますます女っぽくなりやがって」
『えっ!?かっ…』
「ちょっ!ボンちゃん?!!」
「っ!!そういえばコイツさっき風呂のぞいてやがったな…」
「「「っ!!!」」」
『えっ?!//////』
は、はずかしいっ!!
顔に熱が集まるのを感じたとき
幸村さんの抱きしめる腕が強くなった気がした
「ボンちゃん…ちょっと顔貸してくれる?」
そう言って笑顔の幸村さんはボンちゃんを連れて木の陰に隠れてしまい
その後を無言で狂さんとサスケくんが続いていった
…
…
そして出てきたボンちゃんはキズだらけになっていて…
「翼は気にしなくて良いからね♡
今後あの野獣に近づいちゃダメだよー」
「翼は気にしなくていいわ」
幸村さんとゆやさんに挟まれて再び歩き出した…
じゃぁ気にしないでおこう…
「ところで翼はどうして旅に出たの?」
『ずっと村正様の所でお世話になっていたんだけど…
いつまでも甘えてちゃいけないと思って…
ずっといてもいいって言ってくださってたんだけど
旅をして世界を見てくるのもいいかもしれないって
村正様が背中を押してくださったんです
記憶も探せるし』
「そうだったの…久しぶりの再会ね」
『はい!楽しみです!』
「……」
気のせいじゃ、なさそうだけど
狂さん、いつにも増してピリピリしているような気がする
▽
しばらく歩くと見慣れた村正さまの家が見えてきた
帰ってきたんだ…
でも静かすぎていつもと違う…
そう思った瞬間、土の中から人が出てきた
でもあっという間にゆやさんを助けて
狂さんとボンちゃんが見事にモグラさん達を倒してしまった
このモグラさん達は“壬生一族”というらしい
さっきもきいたこの言葉
やっぱり気になる
何かが頭の中をノックして扉が開こうとするけど
その直前にやはり扉は閉まってしまう
拒絶するかのように…
そんな感覚…
もしあれが記憶の扉なら私は思い出すことを拒絶しているの…?
「奴らの狙いは村正かよ!!
お前に会う前に消すつもりか!?」
!!!
そんなのだめ
『村正様ッ!!』
私は急いで家に向かった
扉に近付くと中からさっきの人達と同じ服の人が…
とっさに狂さんに腕を引かれそのままもたれかかった
『む、村正様ッ!!』
「ぎゃああああー!!」
その人は縦に切れてしまった
村正様は…そう思った時
あの懐かしくも温かい声が聞こえた
「ようやく着いたかい
待ちわびたよ狂…そして翼」
「人のことを呼び出しといてとんだ言い草だな
なあ村正…」
『村正様ッ!』
私は村正様に抱きついた
帰ってきたことを実感する…
この方は変わらず温かい
▽
「翼…元気でしたか?」
『村正様…っ』
久しぶりに会えて嬉しいとか
体は大丈夫かとか
いろんなことを聞きたいし
言いたいこともいっぱいあるけど
言葉にできない…
黙って抱きついていると村正様は私の背中を優しく撫でてくださった
「ちゃんと伝わりましたよ翼」
大好きな村正様
涙をぐっとこらえた
「村正ァ、約束どおり狂のヤロー連れてきてやったぜ」
「ありがとう梵天丸君
そして狂…来てくれてありがとう
どうしてもこの命が燃えつきる前に今一度私の愛弟子の顔を見ておきたかったんだ」
みんなが話始めたのを軽く聞きながら
私は動物達に挨拶をした
ふと見るとみんなが話している所から狂さんが離れて森の方へ歩いていくのが見えた
気になって私は狂さんの後を追うことにした
『狂さん!』
私は狂さんに追い付き呼び止めた
『どこに「おい…」
私の言葉を遮り燃えるような真紅の瞳と目があった
なぜだかそらせないでいると
ゆっくりと狂さんが近付いてきた
沈黙に耐えきれず私は口を開いた
『ごめんなさい…まだ記憶、戻らなくて
でももしかしたら黄泉平坂で…』
「お前の記憶…本当は…」
『?』
狂さんの言おうとしていることが分からず次の言葉を待っていると
後ろから声が聞こえた
「もう行ってしまうのですか?」
「!」
『村正様!』
条件反射で村正様に抱きつくと
後ろから何か怖いオーラが……
「ジジイ…てめぇ…」
「君の言いたいことは分かる…そのことは後で話そう…
それより…何をそんなにあせっているのかな?」
頭の上を狂さんと村正様の言葉が飛び交う
壬生一族…
またでてきたこの言葉…
心の中で反芻していると
ピリッ
何か気配が…
そう思った瞬間、3人の壬生一族の追っ手が現れた
村正様を狙ってる…
そんなこと、させない!!
村正様を庇うように前に立つと
村正様の温かい手が肩に触れた
「心配ありませんよ」
狂さんは一瞬で追っ手を片付けてしまった
「オレ様にたてつく奴あ…
誰であろうとみな殺しだ…!!」
狂さんの殺気は怖くもあったけど
少し懐かしい気もした
パン パン
「やはりザコでは勝てんか…
久しいな…鬼眼の狂…」
_
村正様の家へ向かって歩きながら
村正様の最近の様子を聞こうと梵天丸さんに話しかけてみた
『あの、梵天丸さん…』
「おう翼!昔みてぇにボンちゃんって呼べよ!
お前に他人行儀で呼ばれるとこそばくってかなわねえ」
『えっと…ボ、ボンちゃん……//////』
「なにその初々しい感じ♡翼ちゃんかわいいー♡」
「オイ幸村…セクハラだぞ」
急に後ろから抱き付いてきた幸村さんに
サスケくんは冷めた反応をしていた
すると頭を豪快に撫でられた
「4年前よりも更に可愛くなってるじゃねぇかー!
体つきもますます女っぽくなりやがって」
『えっ!?かっ…』
「ちょっ!ボンちゃん?!!」
「っ!!そういえばコイツさっき風呂のぞいてやがったな…」
「「「っ!!!」」」
『えっ?!//////』
は、はずかしいっ!!
顔に熱が集まるのを感じたとき
幸村さんの抱きしめる腕が強くなった気がした
「ボンちゃん…ちょっと顔貸してくれる?」
そう言って笑顔の幸村さんはボンちゃんを連れて木の陰に隠れてしまい
その後を無言で狂さんとサスケくんが続いていった
…
…
そして出てきたボンちゃんはキズだらけになっていて…
「翼は気にしなくて良いからね♡
今後あの野獣に近づいちゃダメだよー」
「翼は気にしなくていいわ」
幸村さんとゆやさんに挟まれて再び歩き出した…
じゃぁ気にしないでおこう…
「ところで翼はどうして旅に出たの?」
『ずっと村正様の所でお世話になっていたんだけど…
いつまでも甘えてちゃいけないと思って…
ずっといてもいいって言ってくださってたんだけど
旅をして世界を見てくるのもいいかもしれないって
村正様が背中を押してくださったんです
記憶も探せるし』
「そうだったの…久しぶりの再会ね」
『はい!楽しみです!』
「……」
気のせいじゃ、なさそうだけど
狂さん、いつにも増してピリピリしているような気がする
▽
しばらく歩くと見慣れた村正さまの家が見えてきた
帰ってきたんだ…
でも静かすぎていつもと違う…
そう思った瞬間、土の中から人が出てきた
でもあっという間にゆやさんを助けて
狂さんとボンちゃんが見事にモグラさん達を倒してしまった
このモグラさん達は“壬生一族”というらしい
さっきもきいたこの言葉
やっぱり気になる
何かが頭の中をノックして扉が開こうとするけど
その直前にやはり扉は閉まってしまう
拒絶するかのように…
そんな感覚…
もしあれが記憶の扉なら私は思い出すことを拒絶しているの…?
「奴らの狙いは村正かよ!!
お前に会う前に消すつもりか!?」
!!!
そんなのだめ
『村正様ッ!!』
私は急いで家に向かった
扉に近付くと中からさっきの人達と同じ服の人が…
とっさに狂さんに腕を引かれそのままもたれかかった
『む、村正様ッ!!』
「ぎゃああああー!!」
その人は縦に切れてしまった
村正様は…そう思った時
あの懐かしくも温かい声が聞こえた
「ようやく着いたかい
待ちわびたよ狂…そして翼」
「人のことを呼び出しといてとんだ言い草だな
なあ村正…」
『村正様ッ!』
私は村正様に抱きついた
帰ってきたことを実感する…
この方は変わらず温かい
▽
「翼…元気でしたか?」
『村正様…っ』
久しぶりに会えて嬉しいとか
体は大丈夫かとか
いろんなことを聞きたいし
言いたいこともいっぱいあるけど
言葉にできない…
黙って抱きついていると村正様は私の背中を優しく撫でてくださった
「ちゃんと伝わりましたよ翼」
大好きな村正様
涙をぐっとこらえた
「村正ァ、約束どおり狂のヤロー連れてきてやったぜ」
「ありがとう梵天丸君
そして狂…来てくれてありがとう
どうしてもこの命が燃えつきる前に今一度私の愛弟子の顔を見ておきたかったんだ」
みんなが話始めたのを軽く聞きながら
私は動物達に挨拶をした
ふと見るとみんなが話している所から狂さんが離れて森の方へ歩いていくのが見えた
気になって私は狂さんの後を追うことにした
『狂さん!』
私は狂さんに追い付き呼び止めた
『どこに「おい…」
私の言葉を遮り燃えるような真紅の瞳と目があった
なぜだかそらせないでいると
ゆっくりと狂さんが近付いてきた
沈黙に耐えきれず私は口を開いた
『ごめんなさい…まだ記憶、戻らなくて
でももしかしたら黄泉平坂で…』
「お前の記憶…本当は…」
『?』
狂さんの言おうとしていることが分からず次の言葉を待っていると
後ろから声が聞こえた
「もう行ってしまうのですか?」
「!」
『村正様!』
条件反射で村正様に抱きつくと
後ろから何か怖いオーラが……
「ジジイ…てめぇ…」
「君の言いたいことは分かる…そのことは後で話そう…
それより…何をそんなにあせっているのかな?」
頭の上を狂さんと村正様の言葉が飛び交う
壬生一族…
またでてきたこの言葉…
心の中で反芻していると
ピリッ
何か気配が…
そう思った瞬間、3人の壬生一族の追っ手が現れた
村正様を狙ってる…
そんなこと、させない!!
村正様を庇うように前に立つと
村正様の温かい手が肩に触れた
「心配ありませんよ」
狂さんは一瞬で追っ手を片付けてしまった
「オレ様にたてつく奴あ…
誰であろうとみな殺しだ…!!」
狂さんの殺気は怖くもあったけど
少し懐かしい気もした
パン パン
「やはりザコでは勝てんか…
久しいな…鬼眼の狂…」
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