村正編
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9【梵天丸】
私達は今、アキラさんを追って京の都へと向かっている
森の中で野宿をすることになり
ゆやさんがみつけた天然温泉に阿国さんと3人で入ることにした
『わぁ!本物の露天風呂!!』
「本当に気持ちいいですわね」
「阿国さんキズの具合はもういいの?」
「大丈夫ですわ♡
女にはお風呂に入って美しくなることが一番の特効薬ですもの」
女の子3人で入っていると外から話し声がするような…
と思っていたらゆやさんがのぞきを退治しに行っちゃった…
「まったく、美しい女も罪ですわね…
翼も気を付けなくてはいけないわよ
きっともっと素敵な女になるわ」
『阿国さんみたいなキレイな人になれるよう頑張ります♡』
「…いい子ね、翼」
ぎゅむっ
『わっ!阿国さん//////』
急に抱きつかれて阿国さんの胸で溺れているとゆやさんが帰ってきた
「ったくトラのやつ…
毎度毎度のぞきなんて…!
みんなそろそろ出ましょ!」
ゆやさんはよくのぞかれてるみたい…
愛されてるんだなぁ
なんて惚けたことを考えながら温泉を出ると
…なんか人が増えてる…
その人は幸村さんの知り合いのようで
独眼竜の伊達政宗さんというみたい
すごく大きな体だなぁ…
その人は急に狂さんに襲いかかった
軽々と狂さんを吹き飛ばし
自分が四聖天の一人、梵天丸だと言った
ということは私もこの人と旅をしていたの…?
そんなことを考えている間にも狂さんは何度も攻撃をくらっている
昔の狂さんはすごい漢だったが
信長ごときに傷を負いブザマだと
そんなことなら生まれ育った場所である青木ヶ原樹海にずっといればよかったと
壬生一族のワードがでると
狂さんは梵天丸さんの木刀を切り落とした
とても速い動きだった
ぼんやり眺めながら
“壬生一族”という響きが頭の中を回っていた
壬生ってなんだっけ…
京四郎さんの名字?
と思っていると梵天丸さんと目があった
「お?!よく見りゃ翼じゃねぇか!
久しぶりだなー!元気にしてたか?」
ビクッ
『ふぇ…私、ですか…?』
すごく気を抜いていたので変な返事をしてしまった…
「あぁ、そういや記憶がねぇって村正のヤツが言ってたな…」
『村正様?!』
「…」ピクッ
「おぉ、お前と狂達を連れてきてほしいって頼まれてな」
久々にきいた村正様の名前にあの笑顔を思い出していると
後ろから狂さんのピリッとした声が聞こえた
「オイ…なぜあのジジイ…村正のことは覚えているんだ…?」
『村正様は記憶をなくしていた私をみつけて助けてくれた方なんです』
「どういうことだ?」
『記憶をなくして倒れていたどこの誰かも分からないような私を
村正様がみつけて面倒を見てくださった命の恩人なんです』
「!!そうか…あのジジイ…」
『狂さんもお知り合いなんですね』
「あぁ…」
「村正と狂のヤロウは師弟関係だからつもり積もった話もあるだろう
奴あ今、病魔に冒され…
死の床からお前を呼んでんぜ…」
やっぱり村正様の体調はまだ優れないんだ…
早く会いたい
_
私達は今、アキラさんを追って京の都へと向かっている
森の中で野宿をすることになり
ゆやさんがみつけた天然温泉に阿国さんと3人で入ることにした
『わぁ!本物の露天風呂!!』
「本当に気持ちいいですわね」
「阿国さんキズの具合はもういいの?」
「大丈夫ですわ♡
女にはお風呂に入って美しくなることが一番の特効薬ですもの」
女の子3人で入っていると外から話し声がするような…
と思っていたらゆやさんがのぞきを退治しに行っちゃった…
「まったく、美しい女も罪ですわね…
翼も気を付けなくてはいけないわよ
きっともっと素敵な女になるわ」
『阿国さんみたいなキレイな人になれるよう頑張ります♡』
「…いい子ね、翼」
ぎゅむっ
『わっ!阿国さん//////』
急に抱きつかれて阿国さんの胸で溺れているとゆやさんが帰ってきた
「ったくトラのやつ…
毎度毎度のぞきなんて…!
みんなそろそろ出ましょ!」
ゆやさんはよくのぞかれてるみたい…
愛されてるんだなぁ
なんて惚けたことを考えながら温泉を出ると
…なんか人が増えてる…
その人は幸村さんの知り合いのようで
独眼竜の伊達政宗さんというみたい
すごく大きな体だなぁ…
その人は急に狂さんに襲いかかった
軽々と狂さんを吹き飛ばし
自分が四聖天の一人、梵天丸だと言った
ということは私もこの人と旅をしていたの…?
そんなことを考えている間にも狂さんは何度も攻撃をくらっている
昔の狂さんはすごい漢だったが
信長ごときに傷を負いブザマだと
そんなことなら生まれ育った場所である青木ヶ原樹海にずっといればよかったと
壬生一族のワードがでると
狂さんは梵天丸さんの木刀を切り落とした
とても速い動きだった
ぼんやり眺めながら
“壬生一族”という響きが頭の中を回っていた
壬生ってなんだっけ…
京四郎さんの名字?
と思っていると梵天丸さんと目があった
「お?!よく見りゃ翼じゃねぇか!
久しぶりだなー!元気にしてたか?」
ビクッ
『ふぇ…私、ですか…?』
すごく気を抜いていたので変な返事をしてしまった…
「あぁ、そういや記憶がねぇって村正のヤツが言ってたな…」
『村正様?!』
「…」ピクッ
「おぉ、お前と狂達を連れてきてほしいって頼まれてな」
久々にきいた村正様の名前にあの笑顔を思い出していると
後ろから狂さんのピリッとした声が聞こえた
「オイ…なぜあのジジイ…村正のことは覚えているんだ…?」
『村正様は記憶をなくしていた私をみつけて助けてくれた方なんです』
「どういうことだ?」
『記憶をなくして倒れていたどこの誰かも分からないような私を
村正様がみつけて面倒を見てくださった命の恩人なんです』
「!!そうか…あのジジイ…」
『狂さんもお知り合いなんですね』
「あぁ…」
「村正と狂のヤロウは師弟関係だからつもり積もった話もあるだろう
奴あ今、病魔に冒され…
死の床からお前を呼んでんぜ…」
やっぱり村正様の体調はまだ優れないんだ…
早く会いたい
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