本編
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『(いや~あん時は焦ったな~)』
気分が優れないという理由でその日は早退させてもらった。
トリップだとしたら家がねーじゃん、と思いながらあてもなく歩いていたら、どうも見知った風景で、自分が一人暮らししていた時の立地によく似ていた。
実際自分の家があったし、入れたし、中も変わらず自分の家だった。なんなら近くのコンビニやスーパーも変わらずあった。
違ったのは家から一番近い私立高校が青葉城西になっていたことと、自分が25歳から17歳になっていたこと。
とんだ夢のような現実だ。
自分がいても大丈夫な世界線になっているようだったし、薄らクラスメイトの名前や顔なんかも思い出してきた(知り合ってもないのに)。
帰る方法もよく分からないので、悠桐はそのうち帰れるかなーと楽観的に過ごすことにしたのである。
それが、一週間前の出来事。
『(なんか学力もほどほどにあるし、みんなも違和感とかないみたいだし、それならもう楽しむしかないじゃんね)』
ご馳走が転がってるんだから。
目の前に。
『生ハイキュー最っ高…!!』