本編
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「っていう…」
話し終えた矢巾は、金田一と揃ってひくりと息を飲んだ。
「ふぅん…へーえ…」
「なるほどなぁ…」
「烏にも大鷲にも負けて大したことない、ねぇ…」
「極めつけにうちのマネージャーとデートか…」
「「……」」
どうしよう。やっぱ言わなきゃ良かったかも。
そんな後悔をしても後の祭りなわけだが、怒り心頭、逆鱗に触れるとはまさにこのこと。
4人の整った顔は揃いも揃って歪んでいる。
「つーかあいつまた喧嘩売ったのかよ」
「お前と及川の元カノにも喧嘩売ってたな」
「俺らのために怒ってるんだし嬉しいことだけどね」
「まぁそんな期待もされたわけですし」
臨時マネージャーが怒っている理由はわかった。
怒りの矛先が上手くコントロール出来なくて八つ当たりされたことは、一旦横に置いておく。
とりあえず今やらなければならないのは、自分たちの名誉のためと、なにより自分たちの勝利を信じて喧嘩を売ってくれた臨時マネージャーのために、向こうのコートでアップをとっている大学生たちを。
「「「「ぶっ潰す」」」」