僕らの性春
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『ただね?』
「ん?」
『こういうものを学校に持ってくるのはどうかと思うの』
「おう…」
『万が一教師陣にバレたとしよう。反省文だけで済むかな?』
「済みません…」
『そうだね。見つけたのが私で良かったね。ほら感謝は?』
「ありがーーーっていやいや、じゃあ並べとく必要なくね!?」
『だからそれは反応が見たくて』
「恥じらいどこに置いてきたの!?」
もうヤダ何この子!と両手で顔を覆う及川は、スク水JKのDVDを手に取って荒々しく段ボールに突っ込んだ。
『うわ…それ及川さんのやつか…。まじでかお前…スク水JKって…お前……』
「なんだよ!!」
『JKとか毎日見てるじゃん…』
「毎日スク水じゃないじゃん!!」
『そうか…。…うん、なんかごめんな』
「憐れむのやめてください!!」
思わぬところで及川の性癖を知る。
変態だ変態だとは思っていたが本当に変態だった。
『あのさぁ、どうでもいいとか言ったけどさぁ』
「なに?」
『これだけ…これだけ誰のやつか教えて』
そう言って手に取ったのは人妻モノのAV。
手を挙げるだろうと予想して、悠桐は松川をじっと見つめた。
「ああそれ、矢巾」
『えっ』
「なんでバラすんですか!?」
「バレるの時間の問題じゃん」
隅っこで話題に入らないように縮こまっていた矢巾が、あっさり自分の性癖をバラした松川に涙目で食ってかかった。当の松川は何処吹く風である。
ちなみに同じく隅っこで縮こまっていた渡はいつ自分の性癖が明るみに出るかと冷や汗が止まらない。
『えー矢巾くんなの?絶対まっつんだと思った』
「無反応は無反応で辛いです!」
『えっ…じゃあなに、引いてほしいの?』
「嫌です!!」
「矢巾うるせーぞ」
色々と諦めたらしい3年レギュラーたちは黙々と着替えを進めている。ちなみに今矢巾を咎めたのは岩泉である。