僕らの性春
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「みんな、この写真を見てくれないか」
朝練が終わって着替えをしていた時。
及川の嫌に真剣な声に、岩泉と花巻、そして松川は手を止める。
「どれ?」
差し出されたスマホの画面を覗いてみると、そこには。
「これ、女の子が見てる普段の景色なんだって」
「「「………」」」
胸を上から写した写真。
AカップからGカップまでの女性がそれぞれ自身で撮ったであろう写真達を並べて比較した、一枚のそれ。
AからCまでは問題なく足の爪先が見える。
Dカップはぎりぎり爪先が見えて、Eカップ以降は胸の膨らみで爪先すら見えない。
「すごくない…?」
ゴクリ、と唾を飲み込む及川に残念な気持ちになると共に、しかしその魅力的な写真に目が離せない。
所詮彼らも男なのである。
「こんなのが付いてたらそりゃ肩も凝るな」
「物理的に下が見えないってすげぇな」
「動きづらそうだな」
各々が感想を述べるのをうんうんと頷いて聞いていた及川は、またしても真剣な声で3人に話しかける。
「好みのカップは…?ちなみに及川さんはD」
「俺は大きければ大きいほど嬉しい」
「俺はそこまで興味ねぇ」
「大きさじゃなくて形と感度が重要」
及川に続いて花巻、岩泉、松川の順に発言していく。
ちなみ他の部員達は早々に部室から出て行ったため、ツッコミ役は不在である。
「まっつん大人な発言…!」
「そうか?」
「ないよりある方がいいだろー?」
「まぁ揉めるくらいあれば御の字だけど」
「お前らさっさと行くぞ」
着替え終わって部室から出ようとする岩泉に待ったを掛けながら、3人も着替えを終わらせる。
「ーー気付いたんだけどさ」
「あ?」
ガチャン、と部室に鍵を掛ける岩泉が振り返った。
「伏見ちゃんって、結構胸あるよね?」
「「「!」」」