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3rdライブツアー

2018/04/30 01:00
お疲れ様でした。今日(日付変わってますけど……)で全公演が終わったということで、少し今の気持ちを書き残しておこうかと思います。
時系列順にしっかりと整理したりするのはあまり得意ではないので、とりとめもなく。

まず、担当ユニットの新曲について。
幕張二日間、福岡、静岡二日目と計4回聴く機会があったかと思うんですけど、個人的には今日の静岡二日目のシンブレが一番グッと来ました。
初日はもう本当にクリスさんがセンターということで泣いてからの記憶があんまりなくて、二日目も身構えてはいたものの担当のアップで泣き、福岡も同じような感じで。「前を向いて欲しい」で毎回絶対決壊してしまって、それは今日の静岡も同じでした。
ただ、今日は本当にソロを終えたクリスさんを迎え入れて……という演出で、それに全てを持っていかれてしまい。最後のコメントで汐谷さんも仰っていましたけど、今まで目に物を見せてやろうっていうスタンスでどのユニットよりも尖っていたLegendersというユニットが、あんなにもきらきらと眩しい未来へ向かう歌を笑顔で歌っているんだと……そしてそこがクリスの、北村の雨彦の居場所なんだな、と。シンブレって聞いてくれるファンの手を引いて未来へ連れて行ってくれる曲でもあるけど、LegacyとSoFを経て、よりLegendersというユニットが三人の間の信頼の在り方になったんだなということが感じられる曲でもあるんだな、と。そう改めて気付かされたステージでした。
クリスって平たく言えば本当にわりと迷惑な海オタクで、そういう部分を他の二人もいつも流しているけど、雨彦は雨彦でクリスの直向きさをきちんと認めた上で「やる時はやる男」と一目置いていて、北村も北村で普段は鬱陶しがっていてもクリスの持つ海(好きなもの)への情熱は自分にはないものとして尊重していると思うんです。そういう普段はなかなか表に出さないクリスへの思いを、二人がステージの上でクリスを見る目線に込めているんだなということが伝わってくるパフォーマンスでした。

そしてクリスソロ。アンディス。
事前にグリツアの映像を見ていたので、彼が彼としてステージの上を自由に泳いでいて本当に嬉しかったのですが、間奏の演出が本当に……。素晴らしいとか最高とか、もうそういう言葉じゃ足りない。あの未知なる海を見つけるまでの彼の葛藤、悩み、そういうものすべてが凝縮された人生のようなステージで。
個人的な話にはなりますが、クリスさんについては私自身が持っていない熱さや好きなものを好きだ!って真っ直ぐに表現できる心を持っているという点でとても尊敬していて、そんな彼が一生懸命ステージの上で歌って踊って彼のことを教えてくれて、それだけで胸が一杯になってしまうんですよね。そんな彼の背中をPとして見守ることができるっていうのは本当にありがたい話で……私には彼のような熱意も好きなものを好きだと言い切れる強さもないけれど、それでも彼は「貴方の許へ」と歌ってくれる。
クリスさんって、すごく素直な人なんですよね。自分には持ってないものを持っている雨彦や北村のことを純粋に尊敬していて、雨彦風に言うと穢れのない人柄というか……。でもだからこそ自分の思いをうまく伝えることができずに苦しんできた人でもあって。そんな彼が、歌で、ダンスで、トークで、自分の好きなものってこんなにすごいんだよ、こんなに素晴らしいんだよって伝える術を知って、さらにその先に広がるものに自分で気付いてそれを目指して。クリスさんは自分の探究心に嘘をつかない人なんだろうな、と思います。
そこからの、そんなクリスさんを迎え入れてのシンブレ……あんなの見せられて泣かない人います……?って思ってしまうくらい泣いてしまったのでもう正常な判断はできないのですが、とにかくもうすごくすごく嬉しかった。Legendersがクリスさんにとっての居場所になったんだなあということを改めて見せてもらって……本当に、あの三人が出会えて良かった。

Legendersの三人が、他でもない彼らとしてステージに立って、Legendersにしかできないパフォーマンスを届けてくれる。それはなんてありがたいことだろう、幸せなことだろうという気持ちがまた強くなった公演でした。本当に三人の演者さん方には感謝してもしきれない。
自分なりにやれるだけやってみるので、これからもずっとLegendersのステージを見せて欲しいと強く思います。

そして、彩。
彩についてはsideMに出会ってからずっと特別な思いがあって、あくまで担当ユニットはLegendersだけれど、ものすごくいつも気に掛けているユニットでした。だからこそ、彩の立体感の一番我々に近い部分を司っている猫柳キリオという存在を欠いた形での出演だった静岡一日目については信じていた反面正直なところ不安もあって、あの圧倒的な存在感なしでどこまで……という思いもあり。
けれど、例えキリオがいなくても、彼らは彩のステージを完璧に演じ切ってくれたんですよね。2ndから何倍にも力強くなった九郎くんと、いつもの通りどっしりと構えていてくれる翔真さん。キリオの思いを背負って立っていてくれているんだということがひしひしと伝わってくるステージで……。
単純な涙腺決壊度でいうと恐らく3rd通して一番ぴんとこなで泣いていたし、その後の和敬清寂でもずっと美しさに涙していて、そこからの桜彩でまた泣いてしまって。九郎くん、本当に良い顔をするようになったなあ……。翔真さんも、舞台の真ん中に堂々と立って、これまでの彼の全てを抱いてあのステージを魅せてくれたんだなって思うと今思い返しても涙が止まらない。
喝彩の時の九郎くんの掛け声が全部物凄く力強くて、勢いというか声の張りが前とは全然違っていて。ああ、本当に彼はキリオのことを思って今歌ってくれているんだなあと思うと本当に泣けて泣けて仕方がなかったですね……。
ただ、それと同時にやっぱり三人揃った彩が見たい、彩は三人で彩なんだっていう気持ちも同じくらい(下手したらそれ以上に)あって、仕方のないことではあっても悔しいなと……いつかまた、三人で舞台に立つ姿を見ることができたらと思います。

最後に、ツアー期間中に最も印象が変わったアイドルについて。
今回のツアーを通じて、私は榊夏来というアイドルのことを今まで殆ど知らずにいたんだなと気付かされました。もともとナツゾラRecordsがすごく好きで、旬と二人きりだった彼の世界がどんどん広がっていっているんだな、と思いながら聞いていたんですけど、仙台一日目の現地で生で彼の歌を聞いて、その思いが一層強くなって。それからイベントシナリオを開けているうちに、彼がどれだけ彼の中にたくさんの思いを抱えて生きているんだろうということを少しだけ知ることができたというか。
ナツキって、見たもの聞いたもの、そして感じたことを、自分の中で丁寧に丁寧に濾過してから伝える人なんだろうなと。彼は彼のスピードで色々な刺激を大事に大事にしているのだけど、それが他の人よりも少しゆっくりだから、「何を考えてるのかよく分からない」とか「とろくさい」とかそういう言葉を言われ続けてきたんだと思うんです。
でも、そんな彼がアイドルとして活動していく中で、スーパーライブフェスでの冬馬の努力や同じハイジョメンバーの成長に触れて、自分ももっともっと上を目指したい、追い付きたい、頑張りたいんだって思えるようになっていって。極論、その間の思考プロセスには特別な意味合いを持った「冬美旬」という存在は介入していないんじゃないかなと気付いたときから、どんどんナツキのことを応援したいという気持ちが積み重なっていきました。
私自身がそうだったように、ナツキってどうしても旬とセットで捉えられがちな存在だと思うんですけど、蓋を開けてみれば全然そんなことはなくて。もちろん旬との間の埋まらない溝とかかち合わない目線とか、彼を縛っているもの(同時に彼の支えにもなっているとは思うけれど)はあるんだけど、彼の瞳はそれとはまた別の目線でアイドルとしての未来を見つめているんですよね。そういう彼の頑張りに触れて、榊夏来という人間への見方が本当に一気に変わったというか……冬美旬という存在に照らされていなくても、彼は間違いなく榊夏来というアイドルとして輝いているんだな、と今になってやっと気付くことができて。
そして、静岡二日目の夜空。楽しそうに舞台に立つ姿、「楽しいね」という歌詞を心からの笑顔で歌っていた彼の姿を見て、とても胸が熱くなりました。ああ、彼はもう大丈夫なんだ、私が思っているよりもずっとずっと強くてしなやかな存在なんだ、とまた改めて気付かされました。本当に理性より先に身体が勝手に夏来担当になりたがっている……。

そんなこんなで、たくさんたくさんの気付き、新しい目線、そしてこれからもずっと変わらない感謝の気持ち、いつまでも彼らの背中を見守りたいという思いを貰ったツアーでした。あと書き忘れてましたが次郎先生のソロに担当二人を呼んで頂いてありがとうございました。セムさんのことを勝手に担当の恩師のような存在だと思ってしまっているので、とても嬉しかったです。
セトリとか演出には色々思うところがなかったではないですが、万人が良かったと思うものを作ることは不可能なので、その辺りは仕方ないと割り切るしかないのかなという気持ちです。

最後に、Legenders。
これからもずっと、あなた達だけの歴史を築いていってね。

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