5.ふたりきり ーDay3ー
君の名は
この小説の夢小説設定▽夢小説について
原作、小説、写真集に掲載されてる読切の設定を元にオリジナル(+原作)ストーリーとなっています
逆ハー
▽夢主 (普通の女の子)
英名 Lily = Wammy
ふんわり清楚系女子
ワイミーズ出身者
L、M、Nに愛され懐かれ母のような存在
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21時過ぎ。
ワタリから送られてきたメールや資料が溜まっているので…と夕食を食べた後、Lはソファに座りパソコンを見つめ難事件を推理し始めた。
邪魔にならないと言ってくれたので
隣に座らせてもらいテレビを見ていると
暫くしてLの手が止まり、電池が切れたロボットの様に
わたしの方に倒れてきた。
肩にもたれているLを見ると
瞳が虚ろで、眠たそうに瞬きしている。
「眠たいならベッドで寝る?」
「……小百合さんは?」
「わたしはまだ……。洗い物とか明日のお弁当の用意とか色々あるし…」
「小百合さん……待ってます」
膝に顔を埋めているLは更にもたれてくる。
1人用のソファでは無いので座ったまま
寝るには広過ぎて必然と倒れてしまう。
自力で体を支える事が出来ない程に
眠さの限界がきているらしい。
多分、このままわたしにもたれて寝るだろうなと思ってそっとしておくことにした。
あ。ワイミーさんが帰って来た。
リビングの扉が開くと同時に
「おかえりなさい」と駆け寄ろうと立ち上がったら
もたれて寝ていたLは支えをなくしバランスを崩した。
パソコンが置いてあるソファ用サイドテーブルに脚をぶつけ、ソファから落ちるLを慌てて支えるが重たくて
結局、2人して灘れるように床に倒れた。
「……………………痛いです」
「ごめんなさい」
「おや、仲がよろしいことで」とワイミーさんに笑われてしまった。
Lの体を退けて起き上がりワイミーさんに紅茶を入れるべく
キッチンへ向かうが直ぐにLに手を掴まれた。
「……小百合さん、何処に」
「キッチンに…。L、起きたんならベッドで寝よ?」
「小百合さんも一緒に……」
眠たい時のLは子どもの様に甘えてきて
中々、離れない。
完全に目が覚めるまでこの調子だ。
「お嬢様、私の事は構わずLの隣に居てあげてください」
「ありがとう、ワイミーさん。…L、ちょっと待ってて。ブランケットもってくるから」
ブランケットを持って来たらLはわたしの
腰にしがみつき、ソファに押し倒されてしまった。
尻もちをつくように座らされてしまい
そして、太ももにLが倒れてきた。
「あ、膝枕…して欲しかったの?」
小さな寝息を立てて腰にしがみついたまま
Lはすぐに寝てしまった。