5.ふたりきり ーDay3ー
君の名は
この小説の夢小説設定▽夢小説について
原作、小説、写真集に掲載されてる読切の設定を元にオリジナル(+原作)ストーリーとなっています
逆ハー
▽夢主 (普通の女の子)
英名 Lily = Wammy
ふんわり清楚系女子
ワイミーズ出身者
L、M、Nに愛され懐かれ母のような存在
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何故か不服そうな顔をしてLは首を傾げる。
「冗談ではありませんよ。小百合さん、遠慮しなくても……あ、値段の事は気にしなくて大丈夫です。小百合さんが望むなら、この施設の株…まぁ、会社の権利も丸ごと全部プレゼント出来ますので」
「ぃいいい要りません!」
小百合は手を振り、首を振り全力で拒否をした。
17歳にしてとんでもない事をさらりと言う
Lの資産は一体……
考えただけで恐ろしい。
「……そうですか。残念です」
首をかくんと下げるL。
「わたしはLと買い物が出来るだけで充分なんです」
小百合は目の前の可愛いクリスマスベアを手に取り
幸せな笑みを浮かべた。
ーーーーーーーーーー
一通り店内を見て回り、小百合はそろそろ帰ろうかとLに声をかけようと振り返るが
またLが居ない。
「あれ?どこ行ったんだろ…」
イギリスのお土産が多く展開されているギフトショップはとてつもなく広い。
観光客、地元の人、様々な言語が聞こえ
見渡す限り人、人。
店内にLが居ないか探すのだけでも
小柄な小百合には大変だった。
それにやたらと声をかけられる。
「你一个人吗?」「你真可爱!」
「Ciao, bella! Ti sei perso?」
何を言ってるのか理解出来なかったので
とりあえず、英語で「英語しか話せません」と
断るが、しつこくて困っていると
後ろから手を引かれ、Lが助けてくれた。
「小百合さん」
「ありがとう、L」
「………人混みは疲れます」
「ふふ、そうだね。帰ろっか」