Lの恋
君の名は
この小説の夢小説設定▽夢小説について
原作、小説、写真集に掲載されてる読切の設定を元にオリジナル(+原作)ストーリーとなっています
▽夢主 (普通の女の子)
英名 Lily = Wammy
ふんわり清楚系女子
ワイミーズ出身者
L、M、Nに愛され懐かれ母のような存在
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Lが13歳になった頃、パズルやマネーゲームに飽きて次に見つけたのは解明されていない難事件。
ロンドン警視庁の管理システムにハッキング、独自で調査し犯人を突き止め事件を解決する。
Lの瞳は輝いていました。
そして、それこそがLの趣味となり、世界一の探偵になるきっかけでもあったのです。
警視庁内部で噂は広がり、名もない探偵の元へ
事件の依頼が届くようになり、いつしかLの事件内容は
世界中へと広がっていきました。
世界一の探偵、最後の切り札、影のトップと呼ばれる〝L〟が僅か15歳の子どもとは誰も思わないでしょう。
8歳の頃、第三次世界大戦を未然に防いだウィンチェスター爆弾魔事件を解決したのも彼だという事実はほんの一部の人間しか知りませんから。
世界一の探偵がワイミーズハウスを拠点に活動していくのは困難。
英国を出て、調査しなければならない場合は
ホテルに宿泊しお嬢様と会える夕方の数時間だけは
必ずワイミーズハウスへ戻っていましたが
〝L〟として世界を背負わなければならない彼は、
もう並大抵のセキュリティでは守る事は出来ない存在。
そこでL専用極秘作戦室を世界中に建設する事になりました。
まずはLの希望でロンドンの中心街から建設
開始し、ようやく完成したのです。
「ワイミーさん、小百合さんの様子はどうですか?」
部屋から出ようとした私の背中にLは言葉を投げ掛けました。
21時頃にお嬢様の部屋へ夕食を運びに行ったことを知ってか知らずかLは聞いてきたのです。
「もうだいぶ落ち着いたようです。お嬢様は…私にも、全てお話して下さいました。
……夕食は一口も手を付けずに残っていましたので…
これからホットミルクをお持ちしようかと」
「私も行きます。話したい事もありますので」
「それは、構いませんが…
お嬢様が起きているかは分かりませんよ?」
「はい。寝ていても…今は小百合さんの隣に居てあげた方が良いのかもしれません。…私の勝手な考えですが」
その言葉を聞いて私は気付かされました。
1人にさせて欲しいと言っていたが
お嬢様は悲しみと不安と恐怖でいっぱいで
誰かの優しさと温もりが必要なのだと。
誰かが傍に居てあげるべきで
それは、きっと私ではなく、Lなのだと。