独占欲と嫉妬
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「…ふーん。なぁ、麻希、顔赤いけど
どうした?」
丑嶋にそう言われハッと瞬きをした。
いつの間にか横に座っていた丑嶋に
「エアコン効きすぎてるからかな」と笑って
誤魔化した。
「うさぎのエサ買いてェし、俺も行こーっと」と言って丑嶋も着替えだし
付き合ってから初めてのデートになった。
「高田の服どこで買うの?」
「えーっとね…ここ」と携帯にメモしてる
ブランド名と店名と服のサイズを確認し
住所を調べ丑嶋に携帯の画面を見せる。
あの後、滑皮さんが服を見て
ブランド名とどこに売ってるか詳しく教えてくれた。
休日とあって人通りが多い。
もちろん、ショッピングモールの中も
家族連れや恋人、若い学生の子で溢れかえってる。
「凄い人多いね、馨くん大丈夫?」
「大丈夫じゃねェ」
「買って早く帰ろっか」と
人混みが大嫌いな潔癖症の丑嶋に優しく微笑んだ。
モデルチェンジしてて高田の着てたレザーの服と
同じものは手に入らなかったが
丑嶋と2人で高田の似合いそうな服を探し
お洒落なレザージャッケトを買った。
黒を基調とした生地に銀色のジッパーが
所々についてるデザインになってる。
裏地も暖かそうで高田にピッタリだ。
「良かったな。高田も喜ぶンじゃねぇか?」
「ありがとう〜馨くんのおかげだよ。
明日早速事務所にお邪魔して高田くんに渡していい?」
「あぁ」