告白
君の名は
この小説の夢小説設定▽夢小説について
原作とは違う設定があるかもしれません
原作に描かれてない設定は
勝手に作り上げてます
▽原作で新たな情報が入ればその都度
編集します
▽夢主
幼なじみ
ふんわり愛され系女子
過去の話は長編と短編で
少しずつ触れていきます
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
朝のニュース番組をつけて
テレビの話をしながら2人でご飯を食べる。
顔を洗い身支度を終えた丑嶋は玄関の隅に
麻希の荷物がまとめられているのに気付く。
「麻希、家に帰るのか?」
「うん。洗濯物溜まってるし、掃除も「ウチに住めよ」
「え…」
そう言われて改めて長年の恋が実ったのだと
麻希は実感する。
(でも、いきなり住むだなんて…)
中学からの幼なじみだし、
一緒に居る分には全く問題無く嬉しいんだけど…
男女が同じ家に住むという事は
やはり、身体の関係もある訳で…
とか色んな事が一気に頭の中へ駆けり
何も返事出来ずに立ち尽くしてると
「家事とかしてくれるし、仕事で遅くなる時
うさぎの世話してくれるとすげぇ助かるンだわ」
とお願いされた。
「…それに、またなンかあった時すぐ守ってやれるから」
好きな人にそんなカッコイイ事を
サラリと言われてしまい更に断りにくい。
「…え…でも、馨くん潔癖症だし…
その…生活費とか…色々…迷惑かけちゃうから」と
恥ずかしさのあまり視線を斜め下に向け
麻希はもごもごと言い訳を始めた。
「つかよ、俺のこと好きなンだろ?」
丑嶋は悪戯な笑みを浮かべ
麻希の柔らかい髪の毛に触れる。
「好きなンだろ?」と言われ顔がボッと赤くなり
麻希は下を向いて小さく頷いた。
「じゃあ、ここに居ろ」
「なッ…!」
意地悪な笑みを浮かべた丑嶋に負けじと言い返す。
「か、馨くんだって昨日わたしのこと
抱き枕にして寝てたもん!」
「あ?最初に抱き着いてきたのは麻希の方だろ。
俺がベッドに入るといつもべったり引っ付いてきて
寝れなかったンだけど。そのお返しだ」
「ふあっ!!?」
またもや悪戯っ子のような揶揄うように言われて
しかも衝撃的な事実を知り変な声が出た。
「全く記憶にない…」と真っ赤な頬に手をあてて
思い出そうとしてる麻希を見て
おかしくてフンと笑ってしまった。
「決まりな。休みの日に引越し作業手伝ってやるよ。
じゃあ、仕事行ってくる」
そう言い残して丑嶋は仕事へ行ってしまった。