同棲
君の名は
この小説の夢小説設定▽夢小説について
原作とは違う設定があるかもしれません
原作に描かれてない設定は
勝手に作り上げてます
▽原作で新たな情報が入ればその都度
編集します
▽夢主
幼なじみ
ふんわり愛され系女子
過去の話は長編と短編で
少しずつ触れていきます
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(まさか、タワマンだったとは…)
マンションの警備もしっかりしていて
暗証番号式の入口が何重にもある。
エントランスでは警備員が数人居て見廻りしていた。
マンションの入口はとても豪華で
お城へと続くような階段が有り
奥には噴水もある。
共用廊下は柔らかいカーペットが敷かれていて
内装もホテルのような高級感溢れる造りになっていた。
「…お、お邪魔します」
と申し訳無さそうに1歩1歩丑嶋の自宅へと
足を踏み入れる。
「おう」
「凄い広くて綺麗なお家だねぇ」
「そうか?普通だろ」
と言いながら荷物を置いて
洗面台へ手を洗いに行ってしまった。
リビングで熱帯魚やラジコンなど
丑嶋の趣味が垣間見える部屋をまじまじと見てると
丑嶋に呼ばれたので声のする方へ向かうと
「ここ、洗面台。こっちお風呂。麻希付いて来て」
と部屋の案内をされた。
「あそこが台所、こっち寝室」と
1つ1つ部屋を見せてくれる。
脱ぎ捨てた服と雑誌とゲーム機が
沢山あって物が散乱してるが
こまめに掃除をしてるのがよく分かる
ホコリひとつ無い綺麗な部屋ばかり。
キョロキョロと家の中を見渡してると
下へと続く階段を発見し
ワクワクしながら丑嶋に聞いた。
「馨くん、地下室あるの!?」
「地下じゃねェーけど筋トレする部屋。
麻希も使いたかったら使って」
と言いながら階段を降りていく。
ソファと筋トレ器具がたくさん置いてある。
どれも重量が凄く一般の男性の人でも難しそうな
器具ばかりで到底、麻希には使えそうにないので遠慮した。
「で、ここがうさぎの部屋」
うさぎがビックリしないように静かに開けると壁一面にゲージが置いてあり
16匹のうさぎが鼻をヒクヒクさせて
扉に居る主人の方へ近寄って来た。
たくさん居るうさぎを見て興奮した麻希は
足元でじっと座ってるうさぎを撫でながら
丑嶋に話しかける。
「わぁ!!沢山増えたんだね!!うーたん?」
「ああ。4代目の子孫」
「そっかぁ!うーたんの子孫かぁ」
麻希は撫でていたうさぎをそっと抱き上げ
「うーたんの生きた証だねぇ」と
うさぎに話しかけ匂いを嗅いでる。
「みんな可愛いねっ」と
丑嶋にお日様のような笑顔を見せた。
「そうだな」
つられて丑嶋も優しく微笑む。