シュガーシュガーホットコーヒー
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クチュ、じゅっ、と水っぽい音が室内に響く。
「ふ………ン…」
『…んんっ…』
…どういう状況なんだ、これは。
なぜか私は環くんに深い深いキスをされている。
さっきまで環くんはおどおどしてて、一緒にテレビ見てお菓子食べたりしてるうちに、私がコーヒーを自分の服に零しちゃって。
私が服を着替えてる時に、環くんが私の身体を見てしまって。
「…ふあ………っん…」
そこから力強くもゆっくり抱き寄せられ、すっかり熱を持ってしまった環くんに、こうして好きにされている。
「…、ん…」
『んん~~~っ…!』
息が苦しくなった私は環くんの胸を叩いた。
するとゆっくり顔を離される。
銀の糸がぷつんと切れて、それがまたいやらしかった。
「モカ…ほんとだ、ここ赤くなってる…」
『ひぃっ…』
私の腰に手を回したままの環くんが、もう片腕の指先で、赤くなってる所をつつつとなぞった。
「これ…治るかな…」
じーっとその箇所を見つめられ、私はなんだか恥ずかしくなって顔を背ける。
『うん、これくらいなら寝たら治るんじゃないかな…?』
「なら、良かった…」
ほっと安堵の溜め息をつく環くん。
優しいなぁほんとに。
しみじみと彼の優しさを感じていると、ブルっと寒気がした。
やっぱり服を着ずに上半身下着だけだと寒い。
それに何より恥ずかしい。
『あの、環くん…そろそろ…』
私が服を手に取るより先に、
「ん…」
『んんっ!』
環くんが私の赤くなっている箇所を、舐めた。
若干ヒリつきがあったので、私は声を上げてしまった。
「…」
『~っ…』
ちらりとこちらを見た環くんと目が合う。
私は恥ずかしくて何も言えなくなっていた。
「気持ちいいの…?」
『なっ…ち、違うよ、そんなんじゃ…』
言いかけて、またぺろりと舐められる。
「…」
『ん…!』
ピリッと身体に微弱な電流が走るような感覚だ。
「モカが気持ちいいなら、もっとしてあげたい…」
今度は鎖骨辺りに何度もキスをされる。
たまに吸って、甘噛みをして、またキスをして。
『(…何これ…頭がふわふわして…)』
「モカ…モカっ…」
『(気持ちい…何も考えらんない…)』
ちゅう、と首元に吸い付かれる。
そしてそのままゆっくりと押し倒された。
背後にはベッド、目の前には環くん。
「モカ…」
環くんの顔がゆっくり近付いてくる。
私はそんな彼の首に腕を回した。
シュガーシュガーホットコーヒー
(…へくしっ!…もう、風邪引いた~!)
(…ごめん…)
***あとがき
天喰くん、意外と肉食だとイイ(願望)
マルシェ