妄想ランジェリー
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今日は休日。
爆豪くん、切島くん、上鳴くん、瀬呂くん、そして私の5人は、共同スペースでテーブルを囲みながらのんびり過ごしている。
爆豪くんはヒーロー雑誌を読んでいたり、上鳴くんはスマホをいじっていたり、切島くんと瀬呂くんはお菓子を食べていたり…
各々が好きなことをして、話したい時に話しているような感じだ。
他のクラスメイトは遊びに行ったり自室に居たりと、共同スペースには私達しか居なかった。
あぁ、今日も平和だなぁ。
「…あのさァ」
上鳴くんが、ふと口を開く。
「ランジェリーっていいよな」
「「『…は?』」」
スマホを見ながら真顔でそう言い放った上鳴くんに、私達もまた真顔で聞き返した。
「ついに脳みそ溶け切ったか」
「しょっぱなからひでぇ」
爆豪くんの言葉に上鳴くんはヒドイと言うが、そう言われても仕方無いと思う。
「何だよ突然、意味分かんねェ」
『ていうか女子が目の前に居んのにその話題振る?普通振る?ちょっとは考慮してよ!』
「考慮した上で話してんの!」
『どつくぞ』
思わず拳を握り締めた私を、切島くんがまぁまぁと宥めてくれる。
「いやフツーに!この前買い物行った時たまたまランジェリーコーナーの前を通ったんだよ、そんでフツーに!可愛いじゃんって思って!」
「あー…確かに最近多いよな、メンズ服売り場の近くにそういうの置いてる店」
「正直アレさぁ、目のやり場に困るよな~」
切島くんと瀬呂くんは、確かに、と顔を見合わせている。
私は、先程からスマホを眺めていた上鳴くんに目線を戻した。
『でも何で今その話?』
「!…まさか、上鳴お前…」
「今ちょっと調べてた」
「「キモッ」」
切島くんと瀬呂くんは声を揃えてそう言った。
「えぇ!?ヒドくね!?」
「いやフツーにキモい」
「俺等健全な男子高校生だぜ!?そういうこと考えてねぇヤツの方がキメぇよ!」
「テメェが一番キメぇわ100回死ね」
この通り散々な言われようだが仕方無い、自業自得だ。
私は遠い目で上鳴くんを見つめた。