愛してるゲーム
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『爆豪くん爆豪くん』
「あ?」
『"愛してるゲーム"しよう』
ふと、二人きりになったタイミングでそう言ってみる。
「何だその頭悪そうなゲーム」
『失礼だな』
とは言いつつも、爆豪くんにルールを簡単に説明した。
「くだらね…史上最高レベルでどーでも良いわ」
ボロカス言われてるけど。
『あ、もしかして勝つ自信なかったりする?そっかぁ爆豪くん照れ屋さんだもんねぇ~、ごめんごめん!他を当たるわ!』
言いながら手をひらつかせる。
すると、思い切り肩を掴まれた。
「おいカフェ」
『…』
「この俺を煽るたァ…良い度胸じゃねェか…ブチ殺してやる!!」
あれ、ひょっとして私ヤバいスイッチ押したのでは?
なんて思いながら彼と向かい合う。
『じゃ、爆豪くんからどーぞ』
「っんで俺から…」
『あ、私見本見せようか?』
「うるせェ黙ってろ!!」
何を言っても怒鳴られるので、私は大人しく黙ることにした。
「…ぃ…てる…」
『ん?』
「…ぃ、して…る…!」
『聞こえない~、もう一回!』
私が笑うと、地面を睨み付けていた爆豪くんは顔をバッと上げた。
「っだぁああ!!調子乗んなよこのクソ■×※●△」
顔を真っ赤にして、ついに放送禁止用語を使い始めた爆豪くん。
『誤魔化してもちゃんと言わなきゃ負けだからね~!』
「誤魔化してねェわ!!」
『もう一回。せーの!』
「殺してやる!!」
『セリフが違う!』
言い切ると同時に、BOOMという音が辺りに響き渡ったのだった。
(俺は負けてねェ!)
(はいはい)