GIRLS DAY
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***瀬呂視点
マグカップを持って去った爆豪を追い掛け、やって来たのはカフェの部屋だった。
なんだ…我関せずみてぇな顔してたくせに、爆豪もカフェのこと心配してたんじゃん。
ドアの前で部屋の中の様子を伺っていると、カフェが爆豪に"女の子の日"と話しているのが聞こえた。
「「そういうことかぁ…!」」
俺達は顔を見合わせる。
女の子の日ってのは、確か"生理"のことだ。
女子の"生理"はとても辛いものだと聞く。
「なるほどな!カフェ、生理だったのかぁ~…!」
「"セイリ"って何だ、上鳴?」
「切島マジかお前…」
「え、瀬呂も知ってんの!?」
「当たり前ェだろ!」
「で、結局"セイリ"って何なんだよ?」
自分だけ知らないのが腑に落ちないのか、切島は上鳴と俺に説明を促してくる。
「生理っつーのはアレだよ、女子が妊娠するために必要なモン。身体が子供生む準備してんの」
「カフェが俺の子を…!?」
「誰がお前のっつったよ」
やいのやいのと騒いでいると、爆豪に"出て来い"と言われちまった。
隠れる気も無かった俺達は潔くカフェの部屋に入る。
『み、みんな、どうして…?』
カフェはきょとんとして俺達を見ていた。
「みんなカフェのことが心配で来たんだよ」
俺がそう言うと同時に上鳴と切島がカフェの前に飛び出す。
「だ、大丈夫か!?なんか要るモン無ェか!?」
「ちょっと腰擦ったらマシになんじゃね?俺、擦ろうか?」
「黙れってんだよテメェ等…今日何回言わせんだ、あぁ゙…?」
切島の話し方は何故かたどたどしい。
女子云々の話は得意じゃなさそうだもんな。
上鳴に至っては下心丸見えだが、まぁコイツもコイツで、カフェのことが心配なんだろう。
爆豪はもうすぐブチ切れそうだ。
今日何回もうるせぇって言われてっしな、俺等。
カフェを囲んで一気に騒がしくなってしまい、"うるさい"と言われるかと思ったが…
『みんな…ありがとう…!』
カフェは俺達に、屈託の無い笑顔を見せてくれた。
GIRLS DAY
(でも今は寝かせて…!)
(((す、すまねェ…!)))
***あとがき
紅恋羽様リクエスト作品です!
爆豪派閥で生理ネタとのことなのでこうなりました。
生理辛いですよね…私も重いんです。
何もしてなくてもしんどいのに、派閥組は一切気付かずにヤンチャ吹っ掛けてきそう←
無神経な派閥組、書いていて楽しかったです笑
紅恋羽様、お大事になさってくださいね。
リクエストありがとうございました♪
マルシェ