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『と言う訳でですね』
筋肉を休める日も必要だと梅雨ちゃんとお茶子ちゃんに聞いた次の休日。
早速、切島くんと私はチャレンジしようとしていた。
…二人でのマッサージに。
『ちょっとベッドにうつ伏せになってくれる?』
「おう、んじゃあ失礼すんぜ!」
今日は休日なので私は朝から稽古に行って来た。
そして帰ってシャワーを浴び終えたタイミングで、切島くんが約束通りウチヘやって来たのだ。
先程二人で体操と柔軟をしたので、身体は充分あたたまっている。
切島くんが私のベッドにうつ伏せになったのを確認して、私もベッドに上がる。
二人分の重さを乗せたベッドがギシッと軋んだ。
『じゃあ始めるから、痛かったら言ってね!』
まずはそっと切島くんの足に触れた。
「ひっ…」
『あ、ごめん痛かった?』
いつもの切島くんからは想像もつかないような、か細い声を出され、驚いた私は手を止めた。
「い、いや…なんつーか、くすぐってェ…」
先程の声を聞かれたのが恥ずかしかったのか、切島くんは顔を赤くして目を逸らしている。
『うっ…』
何その顔、なんかこっちまで恥ずかしくなってきた。
『じ、じゃあもう少し力強めてみるね!』
「おう…あ、良い感じかも!」
切島くんの身体は硬化をしていなくても結構硬い。
これは結構、体力を使いそうだ。
ぐっと力を強めて揉んでいくと切島くんは力が抜けたようで、ツボの部分に指が入りやすくなった。
そのままゆっくりと足裏、ふくらはぎ、太もも裏…と、主に身体の背面を解していく。
『ねぇ、気持ち良い?』
「あぁ…めっちゃ気持ち良い…」
切島くんはとろんとした様子で、とてもリラックスしてくれているようだ。
少し腕が疲れてきたけれど切島くんが気持ち良いと言ってくれたのが嬉しくて、私はもっと気持ち良くしてあげたいという思いでいっぱいになる。
『ちょっと失礼~』
うつ伏せの切島くんの傍らに居た私は、体勢を変えるためにゆっくりと彼のお尻辺りに跨った。
「うおっ!?ちょっ…モカお前何やって…!?」
『何って、背中も解そうと思って…あ、重い?』
「いや全然重くねェよ!このまま腕立てできるレベルだぜ、やるか!?」
『やらんでいい』
両腕を自身の顔の横に立てて腕立ての構えをする切島くんに、私は釘を差しておいた。