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「そ・れ・よ・りぃ…♪」
三奈ちゃんニヤリと笑みを浮かべる。
「みんな彼氏とか好きな子とか居ないの!?」
出た、女子会の定番中のド定番…コイバナだ。
先程のUSJの話の後に、普段は何をしているとか、家はどのへんだとか、いろんな話をしていたのだけれど…
ついに三奈ちゃんがその話題を口にしたのだ。
「アタシはナシ。そこまで余裕ないし」
「私もそのようなことに時間が割ける程、暇ではありませんので…」
「そっか…ま、アタシもなんだけどぉ」
響香ちゃん、ヤオモモ、三奈ちゃんが苦笑する。
「私も~」
「え~、葉隠は尾白と仲良いじゃん?」
『あ、それ私も思ってた!』
「え、えぇえ…!?」
突然、あわわわと慌て始める透ちゃんが可愛くて仕方ない。
恋心か、ただ単純に仲良しなのか分からないけれど…
こうやって女の子をイジるのは正直楽しい。
悪い性格だなぁ私も。
「ケロッ!お茶子ちゃんも、緑谷ちゃんと飯田ちゃんと仲良いわよね」
梅雨ちゃんの言葉にお茶子ちゃんはニコニコと嬉しそうに頷く。
「うん!二人ともすっごく強いし、面白いし!一緒に居て楽しいっ!」
この極上スマイルをいつも身近で見ているなんて、男子二人がめちゃくちゃ羨ましい。
彼女の笑顔を見ていると、こちらまで幸せになれる。
「梅雨ちゃんは、常闇くんと峰田くんと仲良いよね~!」
「常闇ちゃんは話しやすいの。峰田ちゃんは…アレだし」
『うん、アレだね…』
みんなでうんうんと頷き合う。
常闇くんと梅雨ちゃんの二人は、落ち着いているせいか見ていて穏やかな気分になるのだ。
『響香ちゃんって上鳴くんと良いコンビだと思うんだけどなぁ』
「は?」
『ごめんなさい』
響香ちゃんが一瞬めちゃくちゃ怖かったので、反射的に謝ってしまった。
威圧感がハンパない。
「え~、じゃあ彼氏持ちは一人だけかぁ~」
透ちゃんの声にお茶子ちゃんや響香ちゃんが頷いている。
「モカちゃん、切島くんとはいつから付き合ってるの?」
透ちゃんのその質問と同時に、みんなの視線が一気に私に集まる。
………で、
『(出た~~~!!)』
出たよ切島くん、中学時代から延々と言われ続けてきた切島くん。
今までの経験から言うと、ここで有耶無耶にすると変な感じに噂が広まるから、こういう場面に出くわした時はキッパリと言い切ってしまわねばならない。
『私、切島くんと付き合ってないよ』
私がそう言い切ると、
「「「えぇぇえええ!!?」」」
なんと、三奈ちゃん以外のみんなが声を揃えて驚いていた。