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「モカ来たぁ!」
「おーい、こっちこっち〜!」
「透ちゃん、見えてないわよ」
ここは学校から割と近場にあるカフェだ。
先日の敵襲撃により今日一日は臨時休校となったため、1-Aのガールズでお茶しようということになっていた。
『みんな〜!お待たせ!』
まだ集合時間前なのに私で最後のようだ。
流石、みんな優秀!
こちらに向かって手を振ってくれているお茶子ちゃんの隣に腰を下ろす。
「いやぁ〜!こうしてみんなで集まれるなんて、なんかいい日だ!」
お茶子ちゃんのうららかスマイルに心が和む。
『結局みんな集まれたんだね、良かった〜!』
当初は集まれるメンバーだけで集まるという話だったけれど、みんな来れたようで良かった。
こうしてクラスの女子全員で休日に遊ぶなんて、中々出来ないもんね。
少人数制の雄英だからこそだ。
「とりあえず何か注文致しましょうか!」
ヤオモモの提案により、みんなでメニューを眺める。
私はタルト、私はシフォンケーキ、紅茶が飲みたいですわ、なんて会話を聞いていると"あぁ、女の子してるなぁ!"って思う。
それぞれ適当に決めてオーダーし、ケーキが運ばれてくるのを待つ。
「それにしても…こういう女子会みたいなのって、なんか新鮮かも」
「私も新鮮だわ…!」
響香ちゃんが照れ臭そうに言い、梅雨ちゃんも心なしかうきうきしている様子だった。
「そうなのー?じゃあ今日はいーっぱい喋んなきゃね!」
「『だね!』」
三奈ちゃんの声に、透ちゃんと私は頷く。
「お待たせ致しました、こちらが…」
ウェイトレスさんがケーキと飲み物を持って来てくれたので、みんなで写真を撮り、早速食べ始めたのだった。