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無事にクラス委員長も決まり、時間は過ぎて今はランチタイムだ。
私は切島くんと共に食堂に来ている。
「いやぁ〜それにしても昨日の緑谷と爆豪、アツかったなー!」
『お茶子ちゃん曰く"男の因縁"ってやつだね!』
料理が出てくるのを待つ間、昨日の話で盛り上がっていると…
少し離れたところに爆豪くんの後ろ姿を見つけた。
『あ、爆豪くんだ!』
「噂をすればってやつだな!おーい、爆豪〜!!」
切島くんが声を掛けると爆豪くんがこちらを振り返る。
すごい面倒臭そうな顔されたけど。
私はそんな爆豪くんに軽く手を振った。
「なぁ、メシ一緒に食おうぜ!」
『食べよ食べよ〜!』
注文した料理を受け取り、私達は爆豪くんの元へと駆け寄る…が。
「ハッ…」
切島くんと私を交互に見た後、なぜか鼻で笑われ爆豪くんはそのまま去って行った。
『な、何だったんだろ…』
ぽかんとする切島くんと私。
「うぅーん…まぁ次また誘ってみっか!」
『そだね!』
「おっふたーりさんっ!」
頷き合ったそのタイミングで、後ろから声を掛けられる。
「おー、上鳴!」
「おっす〜、昼飯一緒に食おうぜ!」
『うん、食べよっか!』
三人で適当な席に着いて、ご飯を食べる。
「今朝のマスコミ何人くらい来てたんだろーな?」
「俺めっちゃ長時間捕まった!そのせいで遅刻するかと思ったし、マジ勘弁!」
上鳴くんはお喋りが好きなようで、話題が尽きることはなかった。
出会ってから日は浅いけど、彼は俗に言う"イイヤツ"だ。
『あ、今朝と言えばさぁ…』
銀髪の男性の姿を思い出しながら今朝あったことを二人に話す。
『…ってことがあってね、朝から大変だった』
「へー!それで今朝、いつもより来んの遅かったんだな。遅刻じゃなくて良かったな!」
「やっぱマスコミやっべーな!つかその男も変なヤツ!」
『ちょっと変わってるよね!』
みんなで笑い合ったその時。
ジリリリリリ…
『警報…!?』
校内に警報音が響き渡った。