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「このまま離したくねェ」
『…』
俺の腕の中で顔を赤くするモカが可愛くて仕方ねェ。
だがそれよりも気になることがある。
「…?」
ふと、抱き締めた感覚がいつもと違うような気がして俺は少し身体を離す。
「(なんか…やわらけぇ…?)」
そして再度抱き締めると、俺はとあることに気が付いた。
「(下着つけてねェのか…!)」
シャツ越しにモカの胸が俺の身体に触れている。
「(やべぇ…やべぇよ!なんかもうそのこと以外考えらんねェよ…!)」
俺の全意識がモカの胸に集中する。
「(つーか、こんな格好のまま男子部屋来てたのかよ…!モカは男を何だと思ってんだ、部屋には峰田も上鳴も居たんだぞ…!?)」
性欲の塊の二人とよく一緒になって女子をイジっているモカだが、アイツ等二人の性欲は底無しだ。
もしモカが俺を追い掛けて来ずに男子部屋でUN○をしていたら…
考えただけでも恐ろしい。
その時だった。
「オイ押すなよっ…」
「だって見えねーんだもん、今イイトコじゃ…」
「誰だ!?」
少し離れた茂みの中から話し声がして勢い良く振り返る。
するとそこから出て来たのは…
『上鳴くん、峰田くん…!?』
性欲の塊の二人だった。
「クッソー!上鳴のせいで見つかっちまったじゃねーか!」
「とりあえず逃げっぞ!」
「あ、おいコラッ…」
『切島くん』
今にも二人を追い掛けそうになっていると、モカが俺のシャツを掴んで引き止めた。
「ど、どうした?モカ」
『あの二人は放っておこうよ』
そう言って照れ笑いをするモカ。
俺は色んな意味で耐え切れなくなりそうだったため、そんなモカから目を逸らした。
「と、とりあえず部屋戻ってみんなとゲームするか!」
『え?でもUN○やりたくないんじゃ…』
「俄然やりたくなってきた!!」
『…よっしゃ!負けないからねー!』
なんとか誤魔化せたようで、俺等は揃って男子部屋へと向かった。
あ、でもモカには先に着替えて来てもらわねぇとな!
***切島視点終了