始まりの物語
「そういえばユリエ、フリウがお手伝いのお礼にってこれ渡してって頼まれたんだ。」
「?…おぉ!!四つ葉のクローバー!!」
トラリスに渡されたのは四つ葉のクローバーのしおりだった!
「草むしりしてたら見つけたみたいで渡されたから僕が押し花にしてみたんだ。気に入ってくれたかな?」
「これを気にいらない人はいないよ!!ありがとね!!」
「そのしおり、ちゃんと使えよ?お前はもう少し本を読め。」
「うぅ、がんばる…」
「そういえばフリウ見かけないね?」
朝はいたけどどこに行ったんだろう…?
「フリウならバーシニア王国にいったよ。」
「え!?」
ユウキが珍しく驚いた声を上げる
「どうしたの?」
「いや、別に…あぁ、そういえば俺ガイスト先生に用事があったんだよね!じゃまたな!」
そういってユウキは走っていった
「?」
「………………。」
「トラリス、『どこまで知ってる』んだ?」
ジュンは険しい顔で問い詰めるように言う
「………僕から言う事はないよ。けど、ジュン君、ユリエ、これからキミ達に試練が現れるかもしれない。でも、逃げないであげて。」
そういうとトラリスは微笑む
「大丈夫、僕はちゃんと見守ってあげるから。」
「?」
トラリスは時々預言者のようなことを言う不思議な子だ。
でもジュンはその発言に一言「わかっている」と言って図書室へと歩いていってしまった。
…どうしたんだろう?
「ユリエ、きみはユウキは好き?」
「ん?好きだよ?ユウキもジュンももちろんトラリスやフリウも好きだよ?どうしてそんな事聞くの?」
「ただの気まぐれ。きみはそう言うと思っていたよ。」
トラリスもそう言うと中庭に歩いていった
…その時の私には何も理解できていなかった
すごく痛感する。
「?…おぉ!!四つ葉のクローバー!!」
トラリスに渡されたのは四つ葉のクローバーのしおりだった!
「草むしりしてたら見つけたみたいで渡されたから僕が押し花にしてみたんだ。気に入ってくれたかな?」
「これを気にいらない人はいないよ!!ありがとね!!」
「そのしおり、ちゃんと使えよ?お前はもう少し本を読め。」
「うぅ、がんばる…」
「そういえばフリウ見かけないね?」
朝はいたけどどこに行ったんだろう…?
「フリウならバーシニア王国にいったよ。」
「え!?」
ユウキが珍しく驚いた声を上げる
「どうしたの?」
「いや、別に…あぁ、そういえば俺ガイスト先生に用事があったんだよね!じゃまたな!」
そういってユウキは走っていった
「?」
「………………。」
「トラリス、『どこまで知ってる』んだ?」
ジュンは険しい顔で問い詰めるように言う
「………僕から言う事はないよ。けど、ジュン君、ユリエ、これからキミ達に試練が現れるかもしれない。でも、逃げないであげて。」
そういうとトラリスは微笑む
「大丈夫、僕はちゃんと見守ってあげるから。」
「?」
トラリスは時々預言者のようなことを言う不思議な子だ。
でもジュンはその発言に一言「わかっている」と言って図書室へと歩いていってしまった。
…どうしたんだろう?
「ユリエ、きみはユウキは好き?」
「ん?好きだよ?ユウキもジュンももちろんトラリスやフリウも好きだよ?どうしてそんな事聞くの?」
「ただの気まぐれ。きみはそう言うと思っていたよ。」
トラリスもそう言うと中庭に歩いていった
…その時の私には何も理解できていなかった
すごく痛感する。