貴女と趙雲。




「そうか・・・。貴女に出会って3ヶ月か・・・」
貴女から今日と云う日を聞き、しみじみと云う趙雲。
貴女はそうだよ、と云って趙雲に笑い掛けた。
「早いものだな」
趙雲は貴女を抱き寄せ、
「そろそろ私の子でも出来たか？」
と、貴女のお腹の辺りを摩る。
貴女は赤くなって一生懸命否定する。
「ふふ・・・冗談だ」
趙雲は貴女の頬に口付けた。
益々赤くなる貴女。欲しいの？と趙雲に尋ねてみる。
「そうだな・・・」
貴女の質問に、趙雲は暫く考えて、
「欲しいのは欲しいが・・・」
と云って貴女を抱き締めた。
「当分は・・・要らない」
趙雲の答えに、貴女はどうして？と不思議そうな顔をした。
「子供が居たら、貴女は子供に掛かりっきりになるだろう？」
趙雲はニッコリと云った。
「今は貴女と二人だけで居たいから・・・」
今度は貴女の唇に。
甘い口付けを落とした。