七
朝。
劉備部長と諸葛亮主任を乗っけてプレゼンの為、戦国株式会社へと向かう。私はただの運転手。
「昨日はご苦労だったな」
途中、資料を見ながら劉備部長が云った。
「趙雲と二人で、ここまでよくやってくれた」
誉められて嬉しいんだけど・・・昨日を思い出すだけで。
(恥ずかしい・・・)
ちょっとハンドル操作を誤ってしまう程。
「・・・・趙雲殿と、何かありましたか?」
その一瞬を見逃さない諸葛亮主任。
なんとも黒い笑顔で後部座席からバックミラー越しに私を見ている。
(バ、バレてる訳・・・ないよね?)
今更ながらこの男が怖いと思った。
劉備部長と諸葛亮主任を乗っけてプレゼンの為、戦国株式会社へと向かう。私はただの運転手。
「昨日はご苦労だったな」
途中、資料を見ながら劉備部長が云った。
「趙雲と二人で、ここまでよくやってくれた」
誉められて嬉しいんだけど・・・昨日を思い出すだけで。
(恥ずかしい・・・)
ちょっとハンドル操作を誤ってしまう程。
「・・・・趙雲殿と、何かありましたか?」
その一瞬を見逃さない諸葛亮主任。
なんとも黒い笑顔で後部座席からバックミラー越しに私を見ている。
(バ、バレてる訳・・・ないよね?)
今更ながらこの男が怖いと思った。