六
明日は戦国株式会社との大事なプレゼン。それに備えて日曜に出勤。資料やらの最終チェック。
と云っても、営業部全員出勤じゃなくて・・・
「趙雲さん。この資料、間違ってません?」
趙雲さんと私の二人。
有能な趙雲さんはともかく。何故私が・・・。
「ああ、本当だな。すまない。書庫に行って必要な資料を取って来てくれないか?」
・・・まぁ多分、雑用係だな。独身の辛い所か。
「はい。先月と先々月の統計があれば良いですよね」
「ああ、頼む」
書庫の鍵を持ってエレベーターに乗り込む。
いつもなら人が居て、ざわざわしている廊下も、今日はシンとしていて
「会社に趙雲さんと二人っきりかぁ・・・」
改めて思う。
日曜出勤なんて珠にしかないし。
まぁちゃんと出勤手当は貰えるから良いんだけど。
「さて、と・・・」
私は書庫の鍵を開け、資料を探し始めた。
と云っても、営業部全員出勤じゃなくて・・・
「趙雲さん。この資料、間違ってません?」
趙雲さんと私の二人。
有能な趙雲さんはともかく。何故私が・・・。
「ああ、本当だな。すまない。書庫に行って必要な資料を取って来てくれないか?」
・・・まぁ多分、雑用係だな。独身の辛い所か。
「はい。先月と先々月の統計があれば良いですよね」
「ああ、頼む」
書庫の鍵を持ってエレベーターに乗り込む。
いつもなら人が居て、ざわざわしている廊下も、今日はシンとしていて
「会社に趙雲さんと二人っきりかぁ・・・」
改めて思う。
日曜出勤なんて珠にしかないし。
まぁちゃんと出勤手当は貰えるから良いんだけど。
「さて、と・・・」
私は書庫の鍵を開け、資料を探し始めた。