閑話・七
休み明け。
貴女に会って、直ぐに分かる。
「スキーにでも行って来たのか?」
少し、雪焼けしたような。
貴女の肌と。
「え?・・・あ、はい。土日で」
何と無く、歯切れの悪い返事。
聞きたくないのに。
聞かずには居られない。
「彼氏と?」
歯切れの悪さに、そうなんだろうと思う。
ああ。
やっぱり。
頷く貴女に、少し寂しい気分になる私。
「・・・楽しかったか?」
と、聞けば。
きっと、楽しかったと答えるだろう。
バレンタインで公衆の面前で告白して。
・・・両想いになったんだ。
楽しくない訳がない。
しかし。
貴女の口から。
私以外の男と過ごして。
「楽しかった」
なんて言葉を聞きたくない。
私は敢えて違う質問をする。
「何処に行ってたんだ?」
「長野ですよ。結構積もってて、良かったです」
ニッコリ云う貴女。
私は、
「じゃあ今度、私も連れてってくれないか?久しぶりに滑りたくなった」
勿論、泊まりがけで・・・と、貴女に私を意識させた。
貴女に会って、直ぐに分かる。
「スキーにでも行って来たのか?」
少し、雪焼けしたような。
貴女の肌と。
「え?・・・あ、はい。土日で」
何と無く、歯切れの悪い返事。
聞きたくないのに。
聞かずには居られない。
「彼氏と?」
歯切れの悪さに、そうなんだろうと思う。
ああ。
やっぱり。
頷く貴女に、少し寂しい気分になる私。
「・・・楽しかったか?」
と、聞けば。
きっと、楽しかったと答えるだろう。
バレンタインで公衆の面前で告白して。
・・・両想いになったんだ。
楽しくない訳がない。
しかし。
貴女の口から。
私以外の男と過ごして。
「楽しかった」
なんて言葉を聞きたくない。
私は敢えて違う質問をする。
「何処に行ってたんだ?」
「長野ですよ。結構積もってて、良かったです」
ニッコリ云う貴女。
私は、
「じゃあ今度、私も連れてってくれないか?久しぶりに滑りたくなった」
勿論、泊まりがけで・・・と、貴女に私を意識させた。