九
引き出しを開ける。
・・・ない。
その下。
・・・ない。
そのまた下。
・・・ない。
「っかしーなぁ・・・」
って云っても無いものは無い。
「関平君、会社案内知らない?」
「拙者は知りませんが・・・」
参ったなぁ。
ここに無いとなると・・・総務部に行くしかないか。
「総務部に行ってきましょうか?」
関平君はそう云って席を立った。
「あ、いいよ。私が必要なんだし、私が行くから!」
「いえ。拙者も総務部に用があるので」
引き止めるも、関平君はさっさと歩き始める。
「関平君は総務部に何の用?」
「新人研修のレポートを提出に」
ああ!私もやったなぁ!
面倒なんだよね~レポートって。
「じゃあ司馬懿主任に?」
「はい」
司馬懿主任かぁ・・・私の時もそうだったな。
「厳しいでしょ?」
「厳しかったです」
総務部に着く迄、関平君と司馬懿主任の話題で盛り上がった。
・・・ない。
その下。
・・・ない。
そのまた下。
・・・ない。
「っかしーなぁ・・・」
って云っても無いものは無い。
「関平君、会社案内知らない?」
「拙者は知りませんが・・・」
参ったなぁ。
ここに無いとなると・・・総務部に行くしかないか。
「総務部に行ってきましょうか?」
関平君はそう云って席を立った。
「あ、いいよ。私が必要なんだし、私が行くから!」
「いえ。拙者も総務部に用があるので」
引き止めるも、関平君はさっさと歩き始める。
「関平君は総務部に何の用?」
「新人研修のレポートを提出に」
ああ!私もやったなぁ!
面倒なんだよね~レポートって。
「じゃあ司馬懿主任に?」
「はい」
司馬懿主任かぁ・・・私の時もそうだったな。
「厳しいでしょ?」
「厳しかったです」
総務部に着く迄、関平君と司馬懿主任の話題で盛り上がった。