壱
朝08:30。出社。
(あ~今日も長い一日が始まるなぁ・・・)
更衣室でとろとろと制服に着替える。
と、背中をバシッと叩かれた。
(誰だ!朝っぱらから私の背中を勢いよく叩く奴は!!)
半ば目で射殺すように振り向く・・・
「お早う!・・・なぁに?朝から疲れてない?」
ちっ・・尚香さんか・・・まぁ劉備部長の奥さんだから引き下がろう・・。
「お早うございます、尚香さん。実は昨日遅く迄起きてたんで・・・」
実を云うと殆ど明け方迄。
「ふぅん・・・彼氏でも来てたの?」
「あははっ!まさか!!」
一人でゲームしてたんだよ!!なんて云えない・・・。
本性バレるとマズイので
「じゃ、私、先に行ってきますね」
そそくさと更衣室を出る。
(まだこんな時間か・・・)
タイムカードの前で時間が来るのを待ってると・・・
「お早うございます」
同じ営業部の趙雲さんの爽やかな笑顔に出くわした。
「・・・あれ?今日何か・・・」
え?何?ジロジロ見て・・・。髪型は・・纏めてるし、お化粧だってバッチシ、制服もアイロンかけたし・・・。
「シャンプー、変えました?」
え―――!!
「え・・あ、はい・・・」
そう云って歯をキラリとさせる趙雲さん。
「ああ、やっぱり。とても良い匂いがする」
と云って顔を近付ける。
(きゃ――!!何で分かっちゃうの!?)
「それに貴女の髪。サラサラしてて、綺麗だな」
いつの間にか前髪を撫でてるし!!
(ちょっ・・誰かに見られたらマズイよ~)
何て思うけど・・・・チョー嬉しい!!
「朝っぱらからニヤニヤしないでよ。気持ち悪い」
だって尚香さん!私、趙雲さんに髪撫でられたよ!!
今日も一日頑張れそう!!
(あ~今日も長い一日が始まるなぁ・・・)
更衣室でとろとろと制服に着替える。
と、背中をバシッと叩かれた。
(誰だ!朝っぱらから私の背中を勢いよく叩く奴は!!)
半ば目で射殺すように振り向く・・・
「お早う!・・・なぁに?朝から疲れてない?」
ちっ・・尚香さんか・・・まぁ劉備部長の奥さんだから引き下がろう・・。
「お早うございます、尚香さん。実は昨日遅く迄起きてたんで・・・」
実を云うと殆ど明け方迄。
「ふぅん・・・彼氏でも来てたの?」
「あははっ!まさか!!」
一人でゲームしてたんだよ!!なんて云えない・・・。
本性バレるとマズイので
「じゃ、私、先に行ってきますね」
そそくさと更衣室を出る。
(まだこんな時間か・・・)
タイムカードの前で時間が来るのを待ってると・・・
「お早うございます」
同じ営業部の趙雲さんの爽やかな笑顔に出くわした。
「・・・あれ?今日何か・・・」
え?何?ジロジロ見て・・・。髪型は・・纏めてるし、お化粧だってバッチシ、制服もアイロンかけたし・・・。
「シャンプー、変えました?」
え―――!!
「え・・あ、はい・・・」
そう云って歯をキラリとさせる趙雲さん。
「ああ、やっぱり。とても良い匂いがする」
と云って顔を近付ける。
(きゃ――!!何で分かっちゃうの!?)
「それに貴女の髪。サラサラしてて、綺麗だな」
いつの間にか前髪を撫でてるし!!
(ちょっ・・誰かに見られたらマズイよ~)
何て思うけど・・・・チョー嬉しい!!
「朝っぱらからニヤニヤしないでよ。気持ち悪い」
だって尚香さん!私、趙雲さんに髪撫でられたよ!!
今日も一日頑張れそう!!
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