花祭り
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
受け入れ難くとも。
一羽の鷹が大空に羽を広げている。
その下で旗が揺れていた。
どちらもボロボロでありながら、その存在は確かな物だ。
梨霄は見えて来た旗印に頬を緩ませた。近付くに連れてはっきりと旗印が見えて来る。
名前を表す旗印。
趙の文字。
堪らず、
「趙雲様!」
梨霄は声を張り上げて跳び跳ねた。が、慌てて振る舞いを正す。
いけないいけない。
姫はもっと清楚でいなくては。
裾を整え、手を前で揃える梨霄。
カツリ・・・と蹄がその前で止まった。音に梨霄が顔を上げる。と、同時に。
「姫様。趙子龍、只今戻りました」
趙雲が馬を降りて近付く、礼を取る姿。
あちこちに残る傷跡が痛々しい。
しかし、愛しい人に会える嬉しさはどんな傷と云えども愁いを産む事はないのか。
趙雲の表情は比べて穏やかだ。
「・・・只今、梨霄」
示すかのように、趙雲はそっと小さく梨霄の耳元で囁いた。
低く甘い声。
思わず、梨霄の頬が染まる。
「・・・お帰りなさい、子龍様」
返して小さく。
俯きながらも返してくれる可愛い人に。
趙雲が擦れ違い様、指先を軽く触れ合わせた。
一羽の鷹が大空に羽を広げている。
その下で旗が揺れていた。
どちらもボロボロでありながら、その存在は確かな物だ。
梨霄は見えて来た旗印に頬を緩ませた。近付くに連れてはっきりと旗印が見えて来る。
名前を表す旗印。
趙の文字。
堪らず、
「趙雲様!」
梨霄は声を張り上げて跳び跳ねた。が、慌てて振る舞いを正す。
いけないいけない。
姫はもっと清楚でいなくては。
裾を整え、手を前で揃える梨霄。
カツリ・・・と蹄がその前で止まった。音に梨霄が顔を上げる。と、同時に。
「姫様。趙子龍、只今戻りました」
趙雲が馬を降りて近付く、礼を取る姿。
あちこちに残る傷跡が痛々しい。
しかし、愛しい人に会える嬉しさはどんな傷と云えども愁いを産む事はないのか。
趙雲の表情は比べて穏やかだ。
「・・・只今、梨霄」
示すかのように、趙雲はそっと小さく梨霄の耳元で囁いた。
低く甘い声。
思わず、梨霄の頬が染まる。
「・・・お帰りなさい、子龍様」
返して小さく。
俯きながらも返してくれる可愛い人に。
趙雲が擦れ違い様、指先を軽く触れ合わせた。
