もう遅いわ
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だって、好きになっちゃったんだもん。
幸い、今夜は月がなかった。
代わりに星が輝いていたけれど。
そんな物は何の障害にもならない。
運が味方してくれている・・・姜維はそう思いながら、歩いていた。
かと云って、焦らずに。慎重に進む。
「そろそろ、抜ける頃だな・・・」
誰にともなく呟くと、姜維は後ろを振り向いた。
勿論、つけられていないかを確認する為でもあったが・・・。
「これで、さよならか」
今迄居た場所・曹魏を、最後に見ておこうと。そして・・・
「純蓮・・・」
本当は連れて行きたい。
でも、無理だから。
きっと、辛い思いをさせてしまうから。捨てて行く恋人に。
「すみません」
謝る為に。
それでも、姜維は前を見た。
「蜀へ・・・」
そこへ続く道へと足を踏み出す姜維。
少し、胸を痛めて。
「私は、行くんだ」
先を急いだ。
幸い、今夜は月がなかった。
代わりに星が輝いていたけれど。
そんな物は何の障害にもならない。
運が味方してくれている・・・姜維はそう思いながら、歩いていた。
かと云って、焦らずに。慎重に進む。
「そろそろ、抜ける頃だな・・・」
誰にともなく呟くと、姜維は後ろを振り向いた。
勿論、つけられていないかを確認する為でもあったが・・・。
「これで、さよならか」
今迄居た場所・曹魏を、最後に見ておこうと。そして・・・
「純蓮・・・」
本当は連れて行きたい。
でも、無理だから。
きっと、辛い思いをさせてしまうから。捨てて行く恋人に。
「すみません」
謝る為に。
それでも、姜維は前を見た。
「蜀へ・・・」
そこへ続く道へと足を踏み出す姜維。
少し、胸を痛めて。
「私は、行くんだ」
先を急いだ。
