冬
貴女のお名前
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昨夜、曹魏に雪が降り積もった。
こんな日、孟徳はきっと、恐らく、必ず、俺に仕事を押し付けて雪合戦やら、かまくらやら、雪だるまやら・・・札幌雪祭りならぬ曹魏雪祭りを開催するだろう。
そう思った俺は孟徳を執務室の椅子に(主に縄で)縛り付ける為に執務室へと向かった。
「あ、夏侯惇様ぁ~!おはようございま~す」
女官の名無しさんが俺に向かって手を振りながら走って来る。
「おい・・転ぶぞ!」
と云うか、それ以前に廊下を走る奴がいるか!
「大丈夫でぇ~っす・・・うわっ」
「名無しさんっ」
案の定、躓く。腕を伸ばし、名無しさんを受け止めてやる。
「はぁ・・・ありがとうございました」
そそっかしい名無しさんはよく転ぶ為、擦り傷が絶えない。これで女官が務まるのか・・・。
「全く・・・少しは淑やかになれ」
名無しさんをしっかりと立たせてやる。
「とか何とか云って名無しさんに触れてラッキー☆とか思っているだろ。ムッツリ元譲め」
「・・・!孟徳っ!?」
名無しさんの後ろから孟徳が顔を出した。
って・・・
「誰がムッツリだ!!」
いや、ではなくて・・・
こんな日、孟徳はきっと、恐らく、必ず、俺に仕事を押し付けて雪合戦やら、かまくらやら、雪だるまやら・・・札幌雪祭りならぬ曹魏雪祭りを開催するだろう。
そう思った俺は孟徳を執務室の椅子に(主に縄で)縛り付ける為に執務室へと向かった。
「あ、夏侯惇様ぁ~!おはようございま~す」
女官の名無しさんが俺に向かって手を振りながら走って来る。
「おい・・転ぶぞ!」
と云うか、それ以前に廊下を走る奴がいるか!
「大丈夫でぇ~っす・・・うわっ」
「名無しさんっ」
案の定、躓く。腕を伸ばし、名無しさんを受け止めてやる。
「はぁ・・・ありがとうございました」
そそっかしい名無しさんはよく転ぶ為、擦り傷が絶えない。これで女官が務まるのか・・・。
「全く・・・少しは淑やかになれ」
名無しさんをしっかりと立たせてやる。
「とか何とか云って名無しさんに触れてラッキー☆とか思っているだろ。ムッツリ元譲め」
「・・・!孟徳っ!?」
名無しさんの後ろから孟徳が顔を出した。
って・・・
「誰がムッツリだ!!」
いや、ではなくて・・・