私の計画は用意周到だ
貴女のお名前
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全知全能たる私に抜かり等無い。
机に広げられた、地図。
太公望は眺めながら次の戦の布陣を決める。
「では劉備将軍、これで」
「うむ。太公望殿、感謝する」
地図を受け取り、劉備は部下に命令を出す為に退室して行った。
残された太公望。
ひとりほくそ笑む。
「さて・・・見物だな」
劉備の護衛武将・名無しさん。
今日も劉備の周りを護衛していた。
「劉備様!危ないからあんまり私から離れないで下さいね!!」
そう云いながら、名無しさんは愛用の剣を構える。
周りには、敵。
そして齎された一報。
「総大将の劉備が苦戦」
兵の報告に太公望がニヤリと口の端を吊り上げた。
「私が行こう」
さっと踵を返し、劉備の元へと馬を走らせる。
遠目でも確認出来る。
「劉備将軍と・・・名無しさん。確かに苦戦しているな」
二人を太公望は眺めて呟いた。
「だが、好都合と云うものだ」
馬に一喝。敵陣へと駆け抜ける。
次々に敵を薙ぎ倒し、名無しさんの元に寄れば、
「太公望殿っっ!!」
名無しさんは破顔して太公望を見る。
「来て下さったんですねっ!?」
涙を浮かべて。
机に広げられた、地図。
太公望は眺めながら次の戦の布陣を決める。
「では劉備将軍、これで」
「うむ。太公望殿、感謝する」
地図を受け取り、劉備は部下に命令を出す為に退室して行った。
残された太公望。
ひとりほくそ笑む。
「さて・・・見物だな」
劉備の護衛武将・名無しさん。
今日も劉備の周りを護衛していた。
「劉備様!危ないからあんまり私から離れないで下さいね!!」
そう云いながら、名無しさんは愛用の剣を構える。
周りには、敵。
そして齎された一報。
「総大将の劉備が苦戦」
兵の報告に太公望がニヤリと口の端を吊り上げた。
「私が行こう」
さっと踵を返し、劉備の元へと馬を走らせる。
遠目でも確認出来る。
「劉備将軍と・・・名無しさん。確かに苦戦しているな」
二人を太公望は眺めて呟いた。
「だが、好都合と云うものだ」
馬に一喝。敵陣へと駆け抜ける。
次々に敵を薙ぎ倒し、名無しさんの元に寄れば、
「太公望殿っっ!!」
名無しさんは破顔して太公望を見る。
「来て下さったんですねっ!?」
涙を浮かべて。