邂逅
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定主人公は私立高校に通う平凡な容姿に平均的な身長のごく普通な少女。
世界の敵が現れた時だけ、もう一つの人格であるブギーポップ・シャムと入れ替わる。
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その死神は異変を察知して、とある飛行船に乗り込んでいた。何やらとある試験の受験者しか乗ってはいけないらしく、いかにも怪しい格好をした少女、トーカは申し訳なく思いつつ警備員らしき男を気絶させた。彼女、いや彼とも呼べる存在はブギーポップ・シャムも自らを呼称している。シャム-偽物-、本物のブギーポップ はこことは別の次元に存在しているのだ。自分が偽物であることは自分自身が一番理解している。しかし、本物がいるからこそ、偽物と語っているだけで、能力は偽りではないしこの世界に存在していることは事実だ。オリジナルとの違いはトーカとブギーポップ・シャムという人格、存在がほぼほぼ融合しているということだろう。トーカは、ブギーポップ・シャムの人格に切り替わった時にしたこと・なしたことを、だいたい理解することができる。もちろん、ブギーポップ・シャムの人格が表に出た場合、トーカの人格は裏へと入れ替わるのだから、トーカ自身は眠っている。ちなみに一人称はオリジナルと違って「オレ」で、能力は同じと言っていいだろう。
こちらの世界のブギーポップ 、もといシャムは普段はトーカとして学校に通っている。容姿も身長も普通という言葉が似合う少女で、交友関係は良好。世界の異変を感じ取った時に人格が入れ替わるため、いつでもその時がきていいように、大きめのショルダーバッグに意識的にブギーポップ・シャムの衣装を入れている。人ではあるが、特殊な存在であることは事実だ。一応、人ではあるためブギーポップ・シャムとして人格が入れ替わっても、誰にでも見ることができる。
しかし、その"誰でも見える"ということが、時折カレを悩ませる。-セカイの敵-を倒した時、時たまだがその現場を見られてしまうこともある。そのため、こちらの世界のブギーポップ…もとい、シャムは口づけした相手の記憶を消すことができる。しかし、この能力をシャムはあまり使うのを好まない。なぜなら、記憶を奪った相手はシャムを見た前後24時間にあったことを綺麗さっぱり忘れてしまうからだ。実際、この能力を使った相手の重要な取引の記憶を消してしまい、強制退職に追い込んでしまったことがある。このことは、シャムの中で少しトラウマになっている。シャムにも良心といものがあるし、関係のない相手の人生まで変えたいとは思わないからだ。