それぞれのハロウィン
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「何、無理してやがる」
「小十郎!」
荷を奪ったのは、自慢の夫である片倉小十郎だった。
「ただでさえ女の夜道は危ねえってのに。んな荷物持ってたら、襲って下さいって言ってるようなもんだろうが」
「そんな風に見るのは、小十郎くらいだと思うけどな」
反抗はしたが、夫は純粋にヒロイン名前の身を案じてくれているのだ。仕事をすることさえ本当は反対していて、かなりの過保護っぷりに時々驚かされる日々だ。
「はー、ただいまー」
マンションのドアを閉め、ようやく荷を降ろせた。途中から小十郎が重い方を持ってくれたので負担は軽かったが、手にはあまり優しくないビニール袋の手持ちの感覚が、袋を手放した今もしっかり残っている。
「手、大丈夫か?見せてみろ」
そう言って、小十郎が一回り大きな手を差し出してきた。
「後で見て。今はほら、パーティーの用意したいし」
「手のひらを怪我でもしてたら、用意どころじゃねえだろうが。準備にも支障が出るだろ?」
有無を言わさず手を掴まれる。
と、
「うわっ!」
そのまま引っ張られ、何故か彼の腕の中に閉じ込められてしまった。
「ちょ、小十郎!?」
「いいじゃねえか、ちっとくらい。帰り道、我慢してやったんだ」
「してやったって!何でそういうことになるの!?てか、何でそんなにエラソーなのよ!」
「エラソーも何も、全部お前のせいなんだぜ?」
耳に口を寄せられ、肌が粟立った。
「やっ……!」
「感じたのか?相変わらず、耳弱えな」
にやりと笑う口元、覗きこんできた獣の瞳。深夜レベルのそれに口をパクパクさせていると。
「お前があんまりにも可愛いから、我慢出来なくなっちまったんだよ」
そう言って、小十郎はもっと強くヒロイン名前を抱きしめた。
「こ、こんなとこでっ」
「ここじゃなきゃいいってことだな?」
「そういうことふぁっ!?」
もがいてもびくともしない腕に気を取られているうちに、唇を封じられた。
「んっ、んんっ……!」
深く、もっと深く口づけられていく。
唇に意識がいっている間に、今度は衣装が一枚、そしてまた一枚はがされていた。
「やっ、やだ、小十郎……!」
「口と身体は別、って感じだがな。……もう待てねえ。飯より先にお前が食いてえ」
「え!?」
「安心しろ、抱くことは抱くが、こいつは立派なハロウィーン行事だ。さしずめ、お前への“いたずら”ってことだな」
「は!?」
「で、お前を食うことが“ごほうび”ってことだ」
すると、小十郎はいとも簡単にヒロイン名前を姫抱きした。
「ちょっ、あ、あたしは!?」
「お前も、俺と一緒でいいだろ」
「よくないよー!」
「じゃあ、このまま生殺しでいいのか?」
「うっ……!」
思わず、正直な反応をしてしまった。
それを見た小十郎が、満足そうに口角を上げたのは言うまでもない。
ヒロイン名前のごほうび:小十郎から与えられるもの全て
小十郎のごほうび:夢主自身
「小十郎!」
荷を奪ったのは、自慢の夫である片倉小十郎だった。
「ただでさえ女の夜道は危ねえってのに。んな荷物持ってたら、襲って下さいって言ってるようなもんだろうが」
「そんな風に見るのは、小十郎くらいだと思うけどな」
反抗はしたが、夫は純粋にヒロイン名前の身を案じてくれているのだ。仕事をすることさえ本当は反対していて、かなりの過保護っぷりに時々驚かされる日々だ。
「はー、ただいまー」
マンションのドアを閉め、ようやく荷を降ろせた。途中から小十郎が重い方を持ってくれたので負担は軽かったが、手にはあまり優しくないビニール袋の手持ちの感覚が、袋を手放した今もしっかり残っている。
「手、大丈夫か?見せてみろ」
そう言って、小十郎が一回り大きな手を差し出してきた。
「後で見て。今はほら、パーティーの用意したいし」
「手のひらを怪我でもしてたら、用意どころじゃねえだろうが。準備にも支障が出るだろ?」
有無を言わさず手を掴まれる。
と、
「うわっ!」
そのまま引っ張られ、何故か彼の腕の中に閉じ込められてしまった。
「ちょ、小十郎!?」
「いいじゃねえか、ちっとくらい。帰り道、我慢してやったんだ」
「してやったって!何でそういうことになるの!?てか、何でそんなにエラソーなのよ!」
「エラソーも何も、全部お前のせいなんだぜ?」
耳に口を寄せられ、肌が粟立った。
「やっ……!」
「感じたのか?相変わらず、耳弱えな」
にやりと笑う口元、覗きこんできた獣の瞳。深夜レベルのそれに口をパクパクさせていると。
「お前があんまりにも可愛いから、我慢出来なくなっちまったんだよ」
そう言って、小十郎はもっと強くヒロイン名前を抱きしめた。
「こ、こんなとこでっ」
「ここじゃなきゃいいってことだな?」
「そういうことふぁっ!?」
もがいてもびくともしない腕に気を取られているうちに、唇を封じられた。
「んっ、んんっ……!」
深く、もっと深く口づけられていく。
唇に意識がいっている間に、今度は衣装が一枚、そしてまた一枚はがされていた。
「やっ、やだ、小十郎……!」
「口と身体は別、って感じだがな。……もう待てねえ。飯より先にお前が食いてえ」
「え!?」
「安心しろ、抱くことは抱くが、こいつは立派なハロウィーン行事だ。さしずめ、お前への“いたずら”ってことだな」
「は!?」
「で、お前を食うことが“ごほうび”ってことだ」
すると、小十郎はいとも簡単にヒロイン名前を姫抱きした。
「ちょっ、あ、あたしは!?」
「お前も、俺と一緒でいいだろ」
「よくないよー!」
「じゃあ、このまま生殺しでいいのか?」
「うっ……!」
思わず、正直な反応をしてしまった。
それを見た小十郎が、満足そうに口角を上げたのは言うまでもない。
ヒロイン名前のごほうび:小十郎から与えられるもの全て
小十郎のごほうび:夢主自身