番外編
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ふわ
隣をすれ違った女の子から甘い匂いがして思わず振り返ってしまった
綺麗な髪から覗くまた綺麗な顔があった
確かミリオが綺麗な1年生がいるって言っていたな
『…?、もしかして天喰先輩ですか?』
「…!?、あ、そ、そうだけど…」
いつのまにか彼女と目が合っていた
死にたい…こんな気付かれる程見つめていたなんて…セクハラだ…!
『やっぱり…!通形先輩が言ってたんです!自慢の幼なじみがいるんだよね!って』
彼女はニコニコとミリオの前をしながら話してくれる
ま、眩しい!太陽とかそうゆう次元ではなく…!
「ま、眩しい…眩しいから…落ち着いてくれ…!」
『あ、ごめんなさい…私、苗字です!よろしくお願いします!』
「苗字さん…?あ、俺もミリオから聞いてる…」
『え!なんてですか!?』
苗字さんっていう可愛い1年生がいるんだ!キーホルダー見つけてあげたら笑顔が可愛くてさ!あの子に今度映画でも誘ってみよっかなってねー!!
冗談っぽく言ってたがミリオの顔は真っ赤で多分本気なんだと思う
俺はミリオが苗字さんの事を好きだと察した
「…明るい後輩がいるって」
『そうですか!よかったぁ悪い印象じゃなくて!』
「君もミリオも悪い印象なんてないと思う…」
『と、通形先輩は当たり前ですよ…!…優しいですし…』
顔を真っ赤にさせ優しい笑顔で苗字さんはつぶやいた
きっと、彼女も…
俺は2人の両片想いを心に秘めるには何だか惜しい気がしながら苗字さんと別れた
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