01.出会い
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あ、もしもし?音本?
久しぶり!お腹空いてない?美味しいクッキー売ってたから死穢八斎會に送ったんだ!
多部は特別に特大の送ったよ!
え?用事?
…ねぇ、もしも、私に好きな人ができたって言ったらどうする?
え?良いこと?
…えへへ
私、こんな経験初めてだから、友達にも話せなかったの
本当は廻さんに相談しようかなぁって思ったけど
あ、やっぱりやめたほうがいいよね?
私、ずっと自分は廻さんみたいな人が好きだと思ってた
え?廻さんが好きなんじゃないか?それはちょっと身分というか格が違うからなぁ〜
とにかくね!私の好きな人は廻さんとは逆なんだ!
太陽みたいに明るい人なの!
すごい優しくてかっこよかったなぁ
あ!これ、組のみんなには内緒ね!
なんで女の子が恋バナ好きか分かった気がする…だって話してるだけでドキドキするもん…!
風邪には気をつけてね!それじゃあ!
ピッ
お嬢、すいやせん。
スピーカーにしろって若から圧かけられてやした。
年頃の女の子なんだ。こんな話いつか出ると思った
だけど、このタイミングはあまりにも辛すぎる…
「…若、気にしないほうが…」
「いや、ついに男を好きになるようになったか…」
若はそう言うと、今まで見たことないくらい小さく優しく微笑んだ
若もお嬢が大切なんですね…
と、思えば壁を崩壊させすぐに修復させた
「若…」
「一体どんな男か気になるな」
平常心を装っている若ですが、全然装えてなくて、むしろ圧が強い