ガールズトークは繰り返す
Name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その時は、かぶき町を離れていた。
だから私は被害に遭わなかったし、イマイチ状況を把握しきれていない。
いつものように万事屋に依頼に行ったら、なんとも不思議な事になっていた。
「…えっと、つまりそのフルボッコ教の仕業で女の人になっちゃったと…」
「デコボッコな。フルボッコは普通に嫌だから」
「銀さんって……いろんな物になるよね」
「うん。否定が出来ないのが悲しい」
はぁ、と肩を落とす銀色天パな女の子。
女物の着方をして、可愛らしい顔をした巨乳な女の子。
これが銀さんだとは俄かには信じ難いけど、天人の仕業だというのなら信じる他無い。
銀さんな面影も一応あるし。神楽ちゃんもどこぞの三国志みたいになってたのを見たし、新八君も……あぁ、メガネが女の子仕様になってたし。
にしても……
「凄く可愛いね、銀子ちゃん」
「えー?そう?別に銀子フツーだけどぉ」
カマトトぶる姿もなんか可愛い。
普段はアレなのに女の子になったらちゃっかり可愛いだなんて嫉妬しかないんだけど?
生クリーム摂取でそこまで乳デカくなりますか?
「銀子ちゃん、乳揉ませて」
「はっ?………いや、ちょっおまっ…何言っちゃってんの!?」
「乳揉ませてって言っちゃってんの」
「2回言うなや!急にどうしたお前」
慌ててソファーから落ちそうになる所を堪えて、銀子ちゃんは唖然と私を見てくる。
「なんかズルいなと思って」
「ズルいって何が…」
「なーんでそんなに胸が大きいのかなぁって」
「お前……お前まで胸かよ」
ムスッと言ったら銀子ちゃんは項垂れた。
背凭れに腕を置いて膝に脚を乗っけたいつものポーズになって、顔を上げる。
呆れた眼差しとぶつかるが、私はむくれたまま見詰め返す。
「別にデカくなくたっていいだろ?」
「デカい方が好きなくせに」
「……………いや、お前も小さくはないじゃん?」
「今は銀子ちゃんの方があるけど?」
「…………………」
言い淀んで、挙げ句自分と私の胸を見比べる。
見比べなくても明らかだからね!
全く、銀子ちゃんがそんな身体だったら正真正銘女な私はどうしたらいいの、本当。
いや別にワガママボディが欲しいとかじゃないけど。
銀さんに飽きられないかとか心配になったわけじゃないけど。
「大丈夫。お前の触り心地いいから」
グッと親指立てた所でフォローにもなってないから。
「だったら銀子ちゃんのも触らせてよ」
銀子ちゃんの座るソファーに詰め寄って、押し倒すように上に乗る。
力まで女の子らしく、私でも簡単に押し倒せた。
「ちょっ、凛子!落ち着けって」
慌てる銀子ちゃんのそのデカい胸を両手でむんずと掴んだ。
「きゃーっ!」
「………………」
わざとらしい声を上げるけど、それどころじゃない。
何コレ…やだコレ………私の手が小さいからかもしれないけど、収まらない。
しかも柔らかい……。
「これ以上は百合になっちゃうから…銀子目覚めちゃうから!」
能天気に言う銀子ちゃんに完全に負けた。
ので、腹いせにちょっと強く握った。
「イッタタタ…おい!マジでやめ………アッ!」
1/4ページ