雑記

ホメロスとホメママ

2021/07/14 21:08
ネタメモ
ホメロス少年は神童と呼ばれていたそうだが、本当は神童でもなんでもなくて、ただただメチャクチャ頑張ってただけとかだったらいいなと。見捨てられたくなくて。
もしそうだったとして、彼のお母さんだけはそれに気づいてたら尚良いな。彼が神童でなくたって愛してる。でも自分にとってはそうでも周りにとっては違うかも。だから息子には頑張ってほしくて言わなかった。そしてそのことを病床で後悔する。ああしんどいしんどい。

本当は一緒にいたいけど、自分はもう長くなさそうだし息子には血筋ではなく能力で評価されてほしいと騎士の道に送り出したホメママと、本当は一緒にいたいけど、ここで頑張らなきゃお母さんに見捨てられちゃうし、自分がへマをすることでお母さんが責められるのも嫌だから歯を食いしばるしかないと思ったホメロス少年……。

多分だけど、ホメロスは騎士そのものになりたかったわけではなさそう。あくまでもお母さんを喜ばせたり、周りに認めてもらうための手段でしかなかったのでは。

ほんでここからはますます妄想が激しくなりますが、ホメロスはたしかに貴族の血を引いてはいるけど、貴族の子は貴族の子でも非嫡出子なのではないかと。この前読んだ小説に、たとえ貴族の血が流れていても私生児だと問答無用で身分が卑しいものとされてしまう、とあったモンですから。そうすると彼の罵り言葉が「ドブネズミ」だったのにも合点が行きますね。あれは自らの出自の卑しさへの劣等感から来ていたのかも、と思ったら色々美味すぎる。

出自の真相はさておき、ホメロスにとって愛とは条件付きのものなんじゃないかな。こうだから愛してもらえる、って。ビオラが好いているのも「デルカダールの将軍に就いているホメロス」であって、もし将軍の肩書を失ったら彼女も愛想を尽かしてしまうんじゃないかとビクビクしてたらかわいい。

ホメロスが城に引き取られてからあの雪の日までどれぐらい経っていたのか、お母さんはいつ亡くなっていたのかっていう、そういう期間的なことがボイスドラマ内では一切描かれていないのですよね。お母さんが病気だったことをホメ少年は知っていたのかも。わからないことだらけ想像しがいがあります。
母の死からの期間次第では、喪に服すこともできなくて、約束とはいえ彼女ことを黙ってたデルカダール王をひっそりと恨んでたりしてたら私はとても美味しい。
実際にお母さんが亡くなったのは別の季節であっても、ホメロス的には雪の降る日に母の死を知ったわけだから、真冬が命日的な感覚がありそう。自分の心が本格的に凍り始めちゃった時期でもあり。

ホメロスがひとりっ子だってのは、ボイスドラマで彼のお母さんが「ひとり息子の名を呼んで」とあったので、彼にはきょうだいがいないんだなって思ったんですが。
考えてみたらこれは、お母さんが産んだ子供はホメロスひとりだけって意味で、彼にきょうだいがいないことを証明しているわけではないのですよね。異母兄弟はいる可能性があると。本人が知らなくても。その辺妄想しだしたら止まりそうにありません。ホント、想像の余地を絶妙に残していってくれてありがたいですね!

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ホメママの公式設定と捏造設定が混在しないように整理したメモも載せておきますね。


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