本編はこちら→ わたしの安らげる場所／再会の祈りをこめて

同時更新したので裏話もまとめてやっちゃいます。
まずはこの夢を無事完結させられた自分にお疲れです。
当初は4話でトータル12000文字程度の予定でしたが、3話書き終えたところで夢主視点パートも欲しくなり、急遽構成を変えました。おかげで魔軍司令にゲロを吐かせられましたｗ
しかしやっぱりなー、会話が少ないよなー。夢主があんまり喋らない子だってことを抜きにしても少ない。まあこの夢で主に書きたかったのはホメロスの心情の変化であって会話は二の次でもいいってのはあったんですけど。反省点として今後に活かしたいです。
4話の最後の出来事は3話のあとなイメージです。泣く夢主を見て魔軍司令はやっぱり彼女を手放したくなくなったのか、余計に送り出さなきゃならんと思ったかは私にもわかりません。

5話のラストは、もともとはほめびおの思い出のかけらネタとして考えていたものです。あそこで登場する「ホメロス」はそっちのホメロスです。
このエピソードも最初は入れるつもりなかったんですが、流れを練り直してるうちにこれで〆たら一応ハッピーエンドになりそうってんでここで採用しました。結果的に有効活用できた気がします。魔ホメぬいが図らずも伏線になったし。ただ無計画で書いてたら偶然そうなったってだけなので、あんまり気が利いてないですけどね……。もっと見事な伏線でバシッと決まった文章を書きたいモンです。

魔軍司令夢を小説で書こうと思ったのが去年の12月ぐらいで、一ヶ月に一本のペースで書き続けて予定通り完成させられました。全体の流れは最初から決まっていたにもかかわらず、実際に書いてみると思いもしない方向に行くことも多く、それが戸惑いながらも面白くて、とてもいい経験になりました。
ただ、続き物を書くには計画性と綿密さが必要だし、やっぱり私は己の萌えだけを詰めた超短編を突発的に書き散らしてるほうが性に合ってるなと改めて思った次第です。

最後に、この夢小説を読んでくださった方はありがとうございました。本編読まずにここ読んでる人はあとでもいいので読んでくださいｗ