本編はこちら→ 過ちがもたらしたもの

ホメロスの心情の変化や葛藤を中心に書きすぎてて、肝心の夢主と絡むシーンがおろそかになってるのは気のせいではないな、っていうのは全編通して感じているんですが、今回は特に説明が多くてくどい感じがするかなぁ……と。唯一の絡みシーンも書き始めてから思いついたものだし。
もともと3話は構想の段階からラストに続くためのつなぎ回だったこともあり、より顕著に現れちゃってますよね。
私自身は彼らのことを結構前から見守り続けているだけに愛着もわいているわけですが、初めて読む人に彼らはどう映るんだろうと、今さらながら心配になりました。
普段の書きたいところだけ書くスタイルではなく、ひとつの物語として最初から最後まで通しで書くってのは初めての試みなものですから、いろいろ見苦しい部分があってもどうか見逃してくんちゃい。
しかし、完結させることばかり重視するあまり、読み手さん方が読みたいエピソードほどカットしちゃってる気がしてならんです……。

反省会はこのへんにして、裏話いきましょうか。
毎回話が世界の情勢から始まるのは狙ってやったわけじゃないんですが、原作でいうと今このへんですよって書くことでどれぐらい時間が経ったのかわかっていいんじゃないかと思いましてね。
そしてフィーのお気に入りのぬいぐるみってのはもちろん魔ホメを模したヤツです（なんのことやねんって方はギャラリーあさってください）。フィーがさみしがらないように魔軍司令が与えたものです。まったく同じデザインのものがなぜかほめびおの世界線にも存在してて、しかも生きているのは……今はまだ明かさないでおきましょうｗ ちなみにこっちの魔ホメぬいは本当にただのぬいぐるみです。
あと、フィーがホメロスの名前を「まぐんしれい」だと勘違いしてる説をなんとなく否定しないでおきました。城の魔物たちがみんなホメロスを魔軍司令様って呼んでたら、そう思うのも無理はないかもだし。